みなさん、こんにちは。
以前にも
お話しましたが、
僕は毎回の記事を
予約更新しておりますので、
今頃は
認知症ケア専門士
2次試験会場に向かう
列車の中でしょう。
(フェイスブックには
先に公開されています)。
さてさて、
個別ケアの幻想という
タイトルをつけました。
何かというと・・・
ここ最近の記事で
福祉職の利益について
書かせていただいています。
その利益から考える
個別ケアということです。
福祉では・・・
というより、人と人との関わりでは
個別に、1対1で関われることが
望ましいです。
しかしながら福祉の現場では
それが難しいです。
スタッフ配置?
もちろんです。
スタッフは仕事で行っています。
つまりそこには人件費が
発生します。
僕らのデイサービスで
要介護2の方が
入浴、訓練すべてのサービスを
受けて
一日999円の一割負担、
つまり利益は9990円。
大体1万円です。
もし、デイサービスが
スタッフ3名
お客様3名であったとき
全員要介護2だとして、
3名で約3万円です。
人件費は通常
利益の1/3ですので
(会社が存続していくには)
1万円しか捻出できません。
スタッフ3名で振り分けたら
一人3333円ですか。
僕らのデイサービスは
6時間半のサービスです。
しかも送迎の時間は含んでません。
掃除・記録の時間が別にあります。
8時間労働で
3333円の人件費。
時給500円もいきません。
みなさま、働けますか?
働き続けられますか?
無理でしょう。
個別ケアができることは
素晴らしいです。
僕もそうあってほしいです。
ただ、利益と人件費を
考えると
無理なんです。
国になんとかしてほしい
とおっしゃる方も多いでしょうが、
それも難しいでしょう。
40歳以上の2号被保険者と
65歳以上の1号被保険者の
負担を大きくするか
もしくは
20歳く以上を3号被保険者として
保険料を差っぴくか。
介護の利益を上げるには・・・
介護職の給料を上げるには
僕ら国民の負担を大きくさせることが
第一に挙がってしまうのではないでしょうか。
違う方法はなんだろう・・・?
何があるのだろう・・・?
どうすればいいのだろう・・・?
日々考えています。
個別ケアについては、
現実、スタッフ配置が
少ない中で、どう時間を
作れるのか、現場のやり方に
かかってしまうのでしょう。