みなさん、こんにちは。
11月27日(日)
もうすぐなんですが、
認知症ケア専門士
2次試験があります。
もちろん、合格します。
ワクワク・ドキドキです。
さて、資格取得について
たまーに質問されることが
あります。
仕事に役立ちますか?
給料は上がりますか?
僕からすると
正直、
「は?」
という気持ちです。
それはなぜかというと
仕事に役立つかどうかは
取得後の考え方や
仕事の取り組み次第ですし、
給料が上がるかについては
資格はさほど重要視されていないのが
現実だからです。
僕が思うのは
介護福祉士
社会福祉士
介護支援専門員
など
資格取得=給料アップ
は考えが早すぎです。
例えば
介護支援専門員
では、資格を取得しても
担当を持たなければ
利益が発生しません。
つまり、資格だけでは
あなたの給料は
アップさせられないのです。
社会福祉士も同じです。
通所介護の生活相談員は
社会福祉士もしくは
社会福祉主事の資格が
必要です。
(僕は両方あります)。
どっちの資格でも
利益は変わりません。
お客様からの介護報酬は
介護度によって決められており、
どっちの資格でもそれは
同じなのです。
つまり給料アップの理由には
つながらないのです。
介護福祉士に限って言えば
通所介護で言えば
介護職の40%以上
介護福祉士の資格を持っていれば
お客様一人当たり12単位の
報酬アップ。
僕らのデイサービスで
お客様が300人きたとしたら
単純計算で
4200単位増・・・
全額で
42000円アップですね。
算定用件は
介護職の4割以上の
有資格者となります。
だとすると
この報酬を給料に
反映するときは
有資格者全員に
プラスしないと
有資格者は納得しませんね?
で、42000円から
経費など差っぴいて
14000円が人件費に
使えると思います。
だとすれば
単純に介護職3人中
2人が有資格者ならば
その二人に7000円ずつ
資格手当てをあげられる
状態になるわけです。
(兼務などあると思いますから
こんなに単純な話には
ならないでしょうが)。
福祉業界の人の多くは
勉強して、資格を取得すれば
給料アップ
と考えているかもしれません。
でも、それは現場の主張
現場だけの主張になります。
福祉の業界にいて
給料を上げたいと思うならば
資格取得はもちろん大切ですが、
必要なのは利益を生む仕組みを作ること
ではないでしょうか?
もちろん、利益ありきではなく
お客様やその家族、地域のために
なるサービス開発だと
感じています。
じゃあ、いったい何があるんですか?
と聞かれると
僕には、
デイサービスやヘルパー事業所での
宅配弁当+安否確認サービス
(要介護認定を受けた人以外にも
提供)
くらいしか今は思いつきません。
福祉業界で商売を考えるのならば
65歳以上人口3500万人
その中で要介護認定を受けているのは
500万人程度。
500万人に対して商売をするのか?
3500万人に対して商売をするのか?
このあたりも考えた方がいいと
思っています。
何度も言いますが、
利益中心ではなくお客様・家族・地域に
役立つサービスを開発したいですね。