長生きすりゃいいってもんじゃない/日野原重明、多湖輝 | ブログ

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みなさん、おはようございます。





釧路での研修前に

札内図書館で

なんとなく手に取った書籍が

こちらでした。



僕自身、

福祉の現場で働いていて

長生きをすればいいってもんじゃない

というのは

感じていたところでした。


今回の抜粋は3点です。


まずは

耐えることで成長し続ける。

人間らしく生きるのに

必要なこと3つ。

建設的なことをする。

何かを愛する。

逆境に耐える。


若い人ではなく

高齢の方自身(著者)が

言う言葉には説得力が

ありますね。


建設的なことをする。

何かを愛するは

他の書籍でも

目にすることがありますが、


最後に

「逆境に耐える」

があるところが

すごいなぁと思うところです。


太平洋戦争を経験し

高度経済成長など

日本の歴史を

体験してきた人が


「逆境に耐えること」

が大切と話されると


そうか!!


と納得です。


明けない夜はない。

今は暗闇でも

必ずまた日は昇る


そう信じて今日も

頑張ろうと思えました。



なるほどなぁと

感じたのがこちら。

幸福な家庭は

どれも似ているが

不幸な家庭は

それぞれに不幸。

(トルストイ)


幸福な家庭と聴いて

連想するのが


「笑顔に溢れて楽しそう」


「生活に支障が無い程度に

お金を持っている」


などトルストイの言うように

ある程度似てくるのかも

しれません。


しかし、不幸な家庭・・・


不幸かどうかわかりませんが、

介護に困っている家庭は

僕が仕事で経験した中で


仕事のこと、家庭のことなど

様々な理由で困っています。


それぞれに理由が異なっていました。




心に響いたのがこちら。

木の葉は自分だけが

生きようと思っていない。

太陽光を存分に

浴びたいのなら

真っ黒になればいいのだから。



これを読んだときに

ハッとしました。


自然というのは、

打算抜きに周りのことを

考えて生きているんだと。


僕たち人間だけが

「自分だけが」

「自分だけでも」


他者を差し置いて

自分だけでも幸せに・・・

いい思いをしようとしていないだろうか?

(その時点で

幸せではないんだろうけれど)



最近の傾向として・・・



自然食品や無農薬野菜などの

より自然に近いもの


朝活・・・朝日とともに起床し

暗くなったら眠るという

自然な生活。



自然に立ち返ろうとする

世の中の動きには


人間として本当に

大切なものを

見失った僕たちが


もう一度、幸せを

いただけるチャンス

なのかもしれない。


日野原 重明,多湖 輝
幻冬舎
発売日:2010-05


チェック項目24箇所。平均寿命が延びた今65歳以上を高齢者とする意味は?引越しは新たな緊張感。身の回りの整理ができる。新鮮な若々しいストレスが必要。耐えることで成長し続ける。人間らしく生きるのに必要なこと3つ。建設的なことをする。何かを愛する。逆境に耐える。言いだしっぺが周囲を動かす。やって後悔する。60歳でチャレンジ
0.1あれば先にいける。ユーモアは自分を見失わないための魂の武器。トルストイ・・・幸福な家庭はどれも似ているが不幸な家庭はそれぞれに不幸。気持ちの持ち方一つで希望あり。満腹は腹12分目。腹7分くらいで抑える。呼吸は吐くことから。木の葉は自分だけが生きようと思っていない。太陽光を存分に浴びたいのなら真っ黒になればいいのだから。欲しい物を我慢することも必要。