500人の町で生まれた世界企業/千葉望 | ブログ

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みなさん、おはようございます。




研修最終日と

なりました。



昨日と

同じように

日本でいちばん大切にしたい会社

でも紹介された

中村ブレイスの書籍です。



今回の書籍では

特に女性の悩みについて

考えさせられました。



乳がん等の切除による

人口乳房の開発・・・女性らしさ。

切除の意味の重さの理解。

男性の7割は命が助かるなら切除。

女性の9割は温存療法。

乳房は女性が女性であることの象徴。



僕らのデイサービスのお客様でも

乳がん等により乳房切除された

方がいらっしゃいます。


年齢を重ねても

女性らしさ、女性として

という想いは強いです。


乳房切除したから

体中手術の痕だらけだから


と入浴を拒否したり

デイでの入浴に後ろ向きな方が

多いです。




正直なところ

本書を読むまでは

僕も本書でいう

お医者さんの考えるように


授乳は終わったから・・・


等の理由で

乳房を切除して

どうしてそんなに気になるのかな?


と感じたことがありました。




でも、男性が想っている以上に

女性としての誇り

女性としての想いがある・・・


それは年齢を重ねても

一緒だと再認識したのです。



乳房に限らず

子宮切除に関しても

同様です。



使う・使わない

そんな話はどうでもいいんです



あるかないか?

なんだろうと思います。


切除について心まで傷つけられる。

心まで補うのがこの会社の仕事。


この部分は

とても参考になります。


中村ブレイスは

義肢装具等を作る会社です。


でも「物」を作るだけではありません。

お医者さんや友人等に

傷つけられた心までも

補うのがこの会社の仕事としています。


ただ作るだけでなく

まずはお客様のお話を聴いてあげる。


僕ら介護の現場ではどうするだろう。


ただサービス提供をする・・・

デイにいって入浴するだけでなく

運動して機能維持をするだけでなく


お客様の心を補うこと

話を聴いて・・・

傾聴して、想いを受け止めて・・・


そこまでするのが

僕たちの仕事だと

振り返ることができます。





参考にするならヨーロッパ。

日本は古い伝統を持つ。

地域ごとに異なる歴史、芸能、食文化。

福祉業界でも

地域密着とか地域に根ざしたとか

言われています。


日本はアメリカや中国から見れば

とても小さいですが、

そこそこの地域独自の文化が

あり、どれも素晴らしいと思います。


北欧の福祉が素晴らしいと

丸写しするだけでなく


その地域にどう根ざすのか?

その地域の特徴をとらえて

その土地らしさを建物に

反映することや

スタッフの関わりの中で

反映できるようにすれば

もっともっと福祉はよくなるんじゃないか?


と抽象的ですが

考えさせられました。








チェック項目21箇所。乳がん等の切除による人口乳房の開発・・・女性らしさ。切除の意味の重さの理解。男性の7割は命が助かるなら切除。女性の9割は温存療法。乳房は女性が女性であることの象徴。誇り。「僕は気にしない」・・・自分の身体は自分のもの。切除について心まで傷つけられる。心まで補うのがこの会社の仕事。義足等、新しい素材を使いこなすには技術が必要。つけた人が使いこなすのは大変。技術は見て盗むもの。暗黙知→形式知。参考にするならヨーロッパ。日本は古い伝統を持つ。地域ごとに異なる歴史、芸能、食文化。長持ちするいい製品を作ることで信用ができてくる。丁寧な物作り。社長は決断するのが仕事。ルーティンワークは社員に任せる。人と同じことはやらない、やれない。苦しいときこそ笑顔。