みなさん、おはようございます。
ここ1週間くらい
また仕事について
考えたいと思った時、
図書館の本棚から
僕の目に
飛び込んできました。
現在の僕は
デイサービスの
生活相談員として、
介護支援専門員として、
働いています。
上司と相談しながら
働いている現在の自分に
ぴったりのタイトル・・・
「部下の哲学」
実は本書を読んでいて、
内容に読み覚えがあるな・・・
とうすうす感じていました。
そして、文章に
松下幸之助さんの
名前が出た時に
思い出しました。
以前、別の書籍で
江口さんの書籍を
読んでいるのです。
改めて
故松下幸之助の意志
考え・想いを
福祉の現場に役立てたいと
思います。
まず、松下幸之助と言えば
「熱意」。
3J・・・順番、時間、充実。
時間は自分で
創り出すもの。
3Jの原動力は熱意。
時間がないとか
やる気がでないとか
福祉業界は報われないとか
グダグダ言わない。
時間は自分で創りだすもの。
充実も同じ。
すべての原動力は
「熱意」。
一昔前の根性論が
正しいとは言いませんが、
この「熱意」がないことには
向上はあり得ないと感じています。
ロバと旅人・・・
人の言葉で信念を変えない。
信念は長い時間を
かけて創り上げていくもの。
これは面白いエピソードでした。
例えば、自分より経験豊富な人
年上の人、役職のある人
そのような人に意見されると
ついつい、その人の意見が
正しいかと感じ
自分の考えを曲げてしまうことが
あるのではないでしょうか?
人の言葉は参考に。
素直に受け取ることは確かに
大切ですが、
コロコロ考えを変えて
自分の考えを持たないと
信用に結びつきません。
どうせ、あいつは
自分の考えを持ってないんだ
といわれないように。
聴き上手。
相槌をうつ。
身を乗り出して聴く。
福祉現場ですぐに役立つこと。
それは「聴くこと」。
コミュニケーションをとってください。
そう実習生やスタッフに言うと
ほとんどの人が
何を喋ろうか?何を言えばいいのか?
と考えてしまうでしょう。
それは悪くはないです。
しかし、もっと必要なことがあります。
何を聴くか?お客様は何を話したいのか?
昔、働いていたところで
僕は上司に
「(送迎車内で)
いつも黙ってないで
会話してください」
と言われ、
思いつくがまま・・・(テレビのことなど)
僕は一方的に喋っていました。
お客様が帰宅してから
上司から一言。
「誰があんたのくだらない話を
聴きたいの?」
当時の僕はその上司の
言っている意味が
わからなかったので
あんたが喋れって言っただろう!
とムスッとした表情で
帰りの車内を過ごしたことを
覚えています。
その上司は
「会話をしてください」
とは言ったものの
僕に「喋れ」とは
言ってないんですね。
会話の基本は
「聴く」ことなんです。
(もちろん、
あまり詮索しすぎるのも
お客様の中には嫌がる方が
いらっしゃいますが)
今何人で暮らしているのか?
出身はどこなのか?
何歳なのか?
今まで仕事は何をしていたのか?
兄弟は何人なのか?
お客様のことを
「聴く」ことなんですね。
僕が生活相談員を
していて、共感した部分が
「身を乗り出して聴くこと」
です。
相槌をうつのは
当然として、
身を乗り出すことで
あなたの話を聴いてますよ
という姿勢が相手に
伝わりますよ。
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