みなさん、こんにちは。
先日、計画書等の書類の説明で
とあるお客様のご家族様と
話す機会がありました。
いつも、送迎の際や
電話でもそっけない感じの
会話ですので
僕は勝手に
人と話すのが嫌いなのかな?
嫌なのかな?
と思っていました。
なので、書類の説明も
端的に行って
手短に終わらせて
次の訪問に行こうと
考えていました。
しかし、ご家族様に
お会いして、
話す中で
それらは僕の思い込みであって
本当はもっと、話を
聴いて欲しいんだと
思ったのです。
そのお客様は
アルツハイマー認知症の
中度から重度に至っており、
5分前のことは忘れ、
食事をしてすぐ、
まだご飯を食べてないと
話したり、
介護職であれば
一度は経験しており、
介護のプロからすると
正直、
そんなことか・・・
と思うことです。
しかし、家族ケアとなると
違うんです。
先日紹介した書籍でも
ありましたが・・・
あのマザー・テレサも
話しています。
「赤の他人を世話することは
案外簡単なこと」と。
僕ら介護職は
赤の他人を介護している
というだけで
世間一般に
「すごい」
とか
「偉い」
といわれますが、
案外簡単なことなんです。
特に僕らデイサービスは
平均週2回
半日
お世話をしているだけです。
逆に残りの週5日以上
夜間も面倒を見ている
家族の方がすごいんです。
訪問した、
そのご家族様の
表情、どことなく落ち着かない様子。
僕は最初、
早く帰ってほしいのかな?
と感じていました。
しかし、それは
今まで僕がそのご家族様に
感じていた偏見で、
僕が早く帰りたいと
感じていただけで、
「次の訪問があるので・・・」
と伝えて立ち上がろうとしたところ
そのご家族様が
「こんなところで長々と
話を聴いている時間
なんてないんですよね・・・」
とつぶやいたのを
聴いて
反省でした。
まだまだ
生活相談員として(介護支援専門員として)
未熟な自分を知りました。