[新装版]30歳からの成長戦略/山本真司 | ブログ

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みなさん、おはようございます。





先月、10日に

僕も30歳の仲間入りを

果たしました。


そんな自分が

これから、福祉業界で

どう進むのか?

どう仕事をしていくのか?


何を考えていくのか?



そんな指針が欲しい


と想っていたところ、

札内図書館の本棚で

出会いました。



人生50年だった

太平洋戦争の時代前後


その時代の人たちには

あれがしたい、これがしたい


そういう想いはあったとしても

実際に選択肢はなかった。


神風特攻隊に命じられれば

嫌だとは言えず、

玉砕覚悟で・・・


死ぬのをわかっていて

出撃しました。



彼らには

「断る」という

選択肢はなく


「出撃」のカードのみ

だったのです。



あれから

60年以上たった現代では

選択肢に溢れています。


仕事をするにも

多数の業界があります。

そこでどんな仕事をするのか?


多数の仕事があります。


自分には何が適しているのか?

選択肢がありすぎて

選べません。




介護業界で言えば


施設か在宅か?


という2択ではなく


施設であれば、

特別養護老人ホーム

養護老人ホーム

グループホーム

介護老人保健施設

有料老人ホーム

適合高齢者専用賃貸住宅


ざっと名前を出すだけでも

6種類、ここからさらに

いろいろな会社から施設が

建てられています。


どこが自分に適しているのでしょうか?

(その人の能力や

認知症の診断、あとは経済力、

家庭環境など考慮して施

設に入る選択をします。)


在宅であれば

ヘルパー

デイサービス

デイケア

小規模多機能

ショートステイ

福祉用具貸与

もっとあります。


様々なサービスを

利用して、在宅生活を

継続することが可能です。



なんにせよ、情報が溢れ

選択肢が溢れているのが

現代です。



本書の話に戻しますが、

そんな中で成長していくには

選択肢を選んで決断するのはもちろん。

必要ないと判断して「捨てる」意思決定が必要。



これから自分には

何が必要で、

何が必要ないのか?


人生80年とはいえ、

僕がやれることは

世の中に100あるとしたら

せいぜい5くらいなもの。


だから5を選択すると同時に

95は捨てなければ

前に進めない。




現代にはびこる恐怖・・・

自分磨きをやり続けなければ

稼げなくなる恐怖。


ここは

自分のことを真っ先に考えました。


例えば、僕は

福祉業界で働き続けるのには


介護福祉士と社会福祉主事の

資格だけでは、取り残されると

感じたため、


昨年から今年にかけて

介護支援専門員

社会福祉士

福祉住環境コーディネーター2級

に合格し、


認知症ケア専門士の

2次試験に今月末に

向かう。


その他、

経営者の勉強会や

独自に行っている

朝の読書会を

開催している。



そんな自分は

充実感を感じているが、

実は恐怖からなのか?


そう自問しました。

(恐怖感ではない

と今のところ

思っています)。




経営者人材を目指す。

40代リーダーを目指すなら

アウトプット志向を。

知識そのものよりも学習能力を磨く。



一昔前は

「生き字引き」といって

知識を持った人が

崇められていましたが、


情報社会となった現代は

大学院卒でなくても

極端な話、中卒でも

ネットを使えれば

ある程度の情報は

仕入れることが

できるようになりました。


知識そのものには

さほどの意味がない時代、


では何が意味のある時代なのか?


それが

アウトプット志向であり、

学習能力なんだろうと思う。


知識はそのままでは

生活の訳に立たない。


包丁という漢字を覚えて

野菜を切るときに使う

という知識だけでは

料理は作れない。


その知識を元に

料理を作る・・・

アウトプットすることが

必要だということ。



読書のための読書はしない。

必ずアウトプットが目的。



ある本に

こんな素晴らしい情報が

ありましたと覚えている

だけでは役には立たない

のだろう。


その情報をいかにして

人生・仕事に役立てるのか?

アウトプットできるのかが

これからの読書なんだろうと。




最後に、

「欲」と「無欲」について。



自分への「欲」を捨てて

他人への「欲」を持つ。


つまり、

自分に「無欲」

他人に「欲」


・・・


他人の幸せを考えて

他人の喜びが自分の喜びとする。


それがこれからの成長につながる。



ここの言葉は

今まで読んだ書籍にも

「欲」はあった方がいいとか

「無欲」になれとか

色々書かれていて

実際にどうしたらいいのか

僕はわかっていなかったので、


本書を読んですっきりしました。



他人の喜びへの欲を持つ。


つまり福祉の仕事は

最適なんだと


改めて自分の仕事に誇りを持てた

瞬間でした。

山本 真司
PHP研究所
発売日:2010-04-10


チェック項目21箇所。成長戦略が見えないのが問題。資源は有限・・・捨てる意思決定がなければならない。マズローの安全欲求すら満たされないのが現代。自己実現は夢のまた夢。人生80年を生き抜くのに稼ぐには?自分を磨き続けなければならない恐怖感。何を学んでよいのか?若者に教えるべきは魚ではなく、魚の釣り方。「人気のないもの×好きなこと」で差別化。人気のあるものは競争が激しい。好きでないと続かない。経営者人材を目指す。40代リーダーを目指すならアウトプット志向を。知識そのものよりも学習能力を磨く。全体を眺める人は成長が早い。批判は簡単。対案を考えることが大切。集中し続けるよりかは一度緩めた方がよい。集中と弛緩は一対。人脈を広げるには自分を磨く。自分を磨くために自分より高いレベルの人と付き合うのも一つの手。読書のための読書はしない。必ずアウトプットが目的。心のマネジメント。欲をエネルギーに猪突猛進。欲プラス他者の感情マネジメントの実践。無欲への挑戦。欲と無欲を併せのむ・・・自分への無欲、他者への欲。