ケアマネ試験はなぜ難しい? | ブログ

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みなさん、こんにちは。





第14回ケアマネ試験

受験者のみなさま、


12月9日まで

1ヶ月弱。


ドキドキ・ワクワクですね。



今回の試験は

えらい難しかったと聴いております。

(実際に難問か僕も解きましたが

難しいです)。



で、

今日の話題は

なんで、そんなに

試験が難しいのか?



答えの一つとしては


ケアマネ有資格者が

飽和状態にあること。



おそらく現時点では

有資格者全員が

ケアマネジメントを行えば

支障がないんでしょう。

(優良なケアマネがいるかは

別として)。



なので、

合格基準を基本は

点数の7割以上として、


あとは平均を見て

受験者の2割が受かるように

しているんですね。



実際、飽和状態であれば

2割と言わず

本当に7割以上得点できた人

とされてもおかしくないのかなと

思っていますが、今のところ

ならないですね。

(もしもっと前からそうなっていたら

7割得点できていない自分は

ケアマネにはなれていませんが)。




あと一つ

僕が勝手に考えた理由があります。



それは

ケアマネジメントの難しさです。


特に今の時代は

情報社会となり、


僕ら専門職もそうですし

お客様、その家族もそうですが

情報がありふれています。



つまり

選択することが難しいのです。


在宅か施設か?


という単純な選択ではなく


在宅であればどこで?

何を利用して?


家族の支援とヘルパーの利用か?

デイを利用か?

それとも小規模多機能?

ショートステイを活用しながら?


ショートステイはどこ?


特養は空いているのか?

民間のショートか?




ざっと考えても

たくさんあります。


その中で

サービス利用にしても

何を利用するのが

最適なのか?


それをケアマネが

お客様と共に・・・


しかもそのお客様は

認知症等で自分の判断が

ほとんどできないとしたら?


家族はサービスがなんなのか

よく分からない状態であったら?



何が最適なのか決定するのは

ほとんどケアマネでしょう。




そう考えると


ケアマネってすごいし


試験が難しいのには納得しませんか?



実務をこなす前に

多数ある選択肢から

最善を選ぶ能力診断ですね。