みなさん、おはようございます。
今年も11月に入りました。
十勝・帯広は寒さがますます
厳しくなります。
体調管理に気をつけて
更新を続けたいと思います。
帯広図書館の新刊コーナーに
置いてあった一冊で、
僕がタイトルを読んだ瞬間、
「ほほう、じゃあ教えてもらおうじゃないの。」
と若干上から目線で選んだのが
この書籍です。
(すいません)。
僕自身
手塚治虫さんの漫画は
あまり読んだことがありません。
鉄腕アトムは
友達の家でファミコンを
やったことが印象に
残っています。
仮面ライダー以前は
子どもたちにとってのヒーローは
自分ではなく、
友達が正義の味方。
そして、自分に「正義」を教えてくれた。
時代の変遷を感じました。
僕が物心ついたときは
仮面ライダーRXブラックが
やっていて、シャドームーンの対決を
当時、新得町から列車で帯広の映画館まで
祖母と見に行ったなぁなんて思い出しました。
仮面ライダーは自身が正義の味方。
アトムのときは、
自分のピンチに
アトムが助けてくれた。
このあたりを読むと
面白いなぁと思います。
自分=正義
だと価値観がどうしても
自分になってしまうけれど、
他人が教えてくれる正義は
周囲や社会の規範というか
全体から見た正義
ということ。
自分がどんなに正しいと
思っていても、社会全体で
見れば違うということがある。
手塚治虫さんは
そんなメッセージを残してくれたんだ。
と僕は感じています。
医者は万能ではない。
大事なのは治ろうとする
人間の意志。
福祉現場で働いていて・・・
デイサービスで感じるのは
調子が悪くなったら、
「病院に行った方がいい」
という言葉が多いこと。
もちろん、精密検査等
病院でしかできないし、
病院で診てもらうこと自体は
否定しない。
ただ、僕たち福祉現場の
スタッフは
医療的アプローチができない分
人間の意志を尊重したい。
つまり、いかにして
お客様の治そうとする意志
だとか、
下肢筋力を維持・向上する意志
を・・・
前向きな心を再生するのか?
心の部分のアプローチを
強くしたいと切に願います。
最後に、
人間に身分はいらない。
これは「ブッダ」という漫画の
ワンシーンからです。
古代インドでの
カースト制度による
身分制度に対しての
メッセージです。
奴隷・・・
日本で言えば
えた・ひにんなど。
僕はここで
福祉現場の資格について
考えました。
僕たちが仕事をする上で
介護職以外は
生活相談員・・・
社会福祉主事もしくは
社会福祉士
看護職
正看護師
もしくは准看護師
の資格が必須となります。
それぞれの資格には確かに
必要な知識や技術があります。
でも、
お客様の支援を考えると
何がお客様に必要なのか?
僕が社会福祉士だろうと
介護支援専門員
だろうと
目の前のお客様にとって
何の関係があるんだろう?
(実務をこなすのには
確かに資格は必要です)
お客様は僕を
一人の人間(男性)として
自分を支援する人と
見ているだけに過ぎない
のではないか?
相談員だろうと
看護職だろうと
介護職だろうと
資格によって
誰が上でも
誰が下でもない。
支援者としては
みな同じなんだと。
本書を読んでいて
その時代を反映した
作品が多く書かれている
手塚治虫さんの漫画を
ぜひ読みたい
と感じました。
みなさまから
手塚治虫さんの
オススメの漫画や
思い出をコメントに残してくれたら
嬉しいです。
子どもは早く大人になりたいと願う一方で、いつまでも子どもでいたい。仮面ライダー以前は子どもたちにとってのヒーローは自分ではなく、友達か正義の味方。そして、自分に「正義」を教えてくれた。日本では笑いは真面目や真剣の対義語に使われてしまう。「紙の砦」で戦争の悲惨さ、愚かさを訴える。医者は万能ではない。大事なのは治ろうとする人間の意志。中島みゆきの「時代」輪廻転生。ヘッドライト・テールライト。奴隷など。人間に身分はいらない。「ブッダ」・・・感謝の気持ち。鳥葬。目的的正義感と絶対的正義感の対立。ガラパゴス・・・固有種の生物がたくさん。独自の進化を遂げている。「アポロの歌」・・・男と女、愛し合う。その時代を反映した作品が多い。