みなさん、おはようございます。
ここ最近の
選書は
「生・死」
いい死に方・・・
即ち
いい生き方。
僕たち福祉職
特に高齢者介護において
人生の最終章を彩る
介護職にとって、
専門ではありませんが、
まったくの無関係とは言えないのが
「遺言書」
だと思っています。
昨年、とある行政書士の方の
講話を聴いていた際に
家族は
たった・・・
たった6000円
それだけのお金で
揉める・・・
喧嘩になる
家族がバラバラになる
「遺言書」と聴くと
お金持ちとか
資産家、有名人など
別次元の人たちが
やることだと
認識していませんか?
僕はそれまで
そう感じていました。
自分には大した資産が
無いから関係ない。
そう感じていました。
しかし、
数年前、曽祖父が
亡くなってから
祖母の兄弟姉妹で
遺産相続について
ひともめしたことが
僕の記憶に
残っていたのでしょう。
特に介護現場にいる
僕は一般の人より、
認知症が深くなって
自分の意思を伝えられなくなった
人たちを見てきています。
残りの資産に関して、
・後でいいだろう
・自分に関係ないだろう
・誰かがやってくれるだろう
なんて考えていたら、
残された家族が
遺産相続が原因で
バラバラになる
なんてことになります。
今現時点で
自分の意思が
はっきりしているのなら
日本で定着しつつある
「遺言書」を作成しませんか?
日本古来からの
以心伝心
いわずがもな
きっとわかってくれる・・・
そんなことありません
言葉にして
表さないと
自分の意思はわかりません。
今後、近い将来
ケアマネ兼行政書士
が誕生して、
遺言書作成が
保険適用外の介護サービスに
含まれてもいいんじゃないか?
と考えながら読みました。
今後のケアマネは
遺言書や遺産相続に詳しい
もしくはそれら専門の人と
つながっている人に
よりお客様がくるんじゃないか?
そういう時代がくる
と感じた一冊でした。