遺言書で鍛える6つのビジネススキル/金子英之 | ブログ

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みなさん、おはようございます。




ここ最近の

選書は


「生・死」

いい死に方・・・


即ち
いい生き方。



僕たち福祉職

特に高齢者介護において


人生の最終章を彩る

介護職にとって、


専門ではありませんが、

まったくの無関係とは言えないのが


「遺言書」


だと思っています。



昨年、とある行政書士の方の

講話を聴いていた際に


家族は

たった・・・


たった6000円



それだけのお金で


揉める・・・

喧嘩になる

家族がバラバラになる



「遺言書」と聴くと

お金持ちとか

資産家、有名人など

別次元の人たちが

やることだと

認識していませんか?



僕はそれまで

そう感じていました。


自分には大した資産が

無いから関係ない。


そう感じていました。



しかし、

数年前、曽祖父が

亡くなってから


祖母の兄弟姉妹で

遺産相続について

ひともめしたことが

僕の記憶に

残っていたのでしょう。




特に介護現場にいる

僕は一般の人より、

認知症が深くなって

自分の意思を伝えられなくなった

人たちを見てきています。



残りの資産に関して、


・後でいいだろう

・自分に関係ないだろう

・誰かがやってくれるだろう


なんて考えていたら、


残された家族が

遺産相続が原因で

バラバラになる


なんてことになります。



今現時点で

自分の意思が

はっきりしているのなら


日本で定着しつつある


「遺言書」を作成しませんか?



日本古来からの


以心伝心

いわずがもな



きっとわかってくれる・・・


そんなことありません


言葉にして

表さないと

自分の意思はわかりません。



今後、近い将来

ケアマネ兼行政書士

が誕生して、


遺言書作成が

保険適用外の介護サービスに

含まれてもいいんじゃないか?


と考えながら読みました。



今後のケアマネは

遺言書や遺産相続に詳しい

もしくはそれら専門の人と

つながっている人に


よりお客様がくるんじゃないか?


そういう時代がくる


と感じた一冊でした。





チェック項目26箇所。後で・・・無計画、自分に関係ない・・・無頓着、誰かがやってくれる・・・無責任。これらはビジネスで最も嫌われる。遺言書を作ることで人生を終わりから考える逆算力、何が大切かを見極める決断力、家族に思いを伝えるコミュニケーション力、生きる意味を考える洞察力、自分らしく死ぬには段取り力が必要。アメリカでは常識の遺言書。ノーベル、ジョン・レノン、マリリン・モンロー。遺言書とトラストの違い。与えたい相手にこっそり財産を渡せる。譲り渡すタイミングを指定できる。死んでからも長期にわたって資産運用ができる。日本で遺言書を活用しているのは5%。最悪のことを考える・・・リスク管理。遺言書は死ぬ間際でいいは×。何も言わなくてもわかってくれるも×。資産が少ないから大丈夫も×。遺留分があるので法定相続人には最低限の遺産を受け取る権利がある。遺留分については諦めが必要。家族それぞれに思うことはあるので「きっと大丈夫」は禁物。以心伝心は独りよがり。良く死ぬことは良く生きること。借金も財産。遺言書には普通方式と特別方式の2つ。普通には3種類・・・自筆証書、秘密証書、公式証書遺言書。特別には4種類・・・死亡急患者、伝染病隔離者、在船者、船舶遭難者遺言書。遺言書作成サイトあり。