みなさん、おはようございます。
先月、ユダヤ人大富豪の教えⅢ を
紹介する際に、
そういえば・・・
ユダヤ人大富豪の教えⅡは
読んでいないなぁと
一緒に購入してびっくり!!
なんと、
以前読んだ
「スイス人銀行家の教え」
と同じ内容です。
タイトルが違うから別の書籍だと
思っていました。
ブクログ上は
違う書籍になるのですが、
今回は
再読という形で
また紹介します。
福祉職とお金というのは
切っても切れない関係だと
僕は感じています。
給料が安い。
待遇が悪い。
拘束時間が長い。
このようなことから
離職率は高い。
独身であればいいが、
結婚するとなると
一人の稼ぎでは家族を
養えない。
と言われています。
福祉=金儲けではありませんが、
今福祉業界が・・・
福祉職が、
お金に踊らされているのは
事実ではないでしょうか?
僕自身も最初に働いたところでは
フルタイムパートで働き、
休日の多かった5月分の給料は
10万を切りました。
そのとき、仕事が大してできないくせに
虚しさを感じました。
これだけやって
このお金だったら
「福祉やってなくていいな」と。
その後、お金に振り回された僕は
その職場を去り、すぐに愛知県に
派遣として働きにいきました。
北海道の十勝・帯広の福祉職から
派遣といえど、
当時の自動車関係の仕事は
残業50時間付きで
手取り25万くらいはいきます。
しかも、家賃、光熱費、食費を
引いて25万です。
その当時は満足でした。
〇普通の人はお金を基準に考える。
僕が率直に思うのは、
お金があれば・・・
給料が高ければ
本当に自分の生活が・・・
お客様の生活の質が上がるのか?
福祉業界が改善されるのか?
もし、今20万そこそこの給料が
今月の給料から
30万円になるのなら・・・
10万アップすれば
ほとんどの福祉職の
やる気やモチベーションが
アップするのは間違いないでしょう。
しかし、
そのモチベーションは
いつまで続くでしょうか?
人材不足と言われていますが、
「給料が高いから」で人がたくさん
この業界に来て、改善されるでしょうか?
正直、僕には改善されるとは
思えないのです。
以前読んだ書籍
稲盛和夫さんの言葉・・・
「お金のためだけに働くなんて
餌のために芸をやる犬と同じ」
僕はこの考えに共感しています。
確かにお金は必要です。
生活するのにお金は必要です。
今あなたは何のために働きますか?
どんな仕事をしていますか?
・食事・入浴・排泄介助ですか?
・老人の世話ですか?
・それとも・・・
人生の最終章を彩る最高の仕事ですか?
派遣を経験して感じるのは
お金のために働く
「虚しさ」
心が本当に満たされるかというと
そうではない。
月曜日の出勤には
次の休みまで何日か?
給料はいつ入るのか?
それだけを考えて
黙々と仕事をする。
元々、9ヶ月
と考えていたから
働けていたわけで・・・
これを一生続けるのは
僕には考えられなかった。
たとえ、今よりお金が
一杯もらえたとしても・・・
(派遣切りなどの問題が
その後でてきたので
辞めてよかったと結果論では
思っています。)
対人サービスである福祉職で
次の休みまで何日かを
考えて仕事をされたら
目の前にいる高齢者は
お客様にとって・・・
お客様の人生はとても惨めではないか?
と自分は思う。
もちろん、仕事中はそんなことを
考えないでやるのでしょうけど。
お金を上げるのも大切。
働く意味、夢、やりがいを持つのは
もっと大事だと僕は思います。