知っていますか?レビー小体型認知症/小阪憲司 | ブログ

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みなさん、おはようございます。



認知症ケア専門士の

勉強をしてから


一層、

認知症のこと

福祉のこと

まだまだ勉強が足りない

ということと


もっと勉強したい

という意欲が湧いてきました。



試験というのは

意欲向上に

つながります。




さてさて、

認知症ケア専門士一次試験に

必ず出る問題


レビー小体型


僕がこの言葉を知ったのは

3年前の

認知症介護実践研修のときでした。



それまで

パーキンソン病の人は

認知症にならない


と言われていたのです。

(気がします)


そこに

パーキンソン+アルツハイマー

という強力コンボが

発見されて


こりゃすごい

と思っていたら・・・



この本を読んでみると


もっともっと

前から

レビー小体型が

あったことを知り


驚きだったのです。

3年前にいたお客様の1人で

レビー小体型と

思われる方がいて、


本書に書いてある

症状の通りで


やっぱそうだったんだなと

感じたと同時に


この書籍に書いてある

専門医欄に

道東・・・帯広に


レビー小体型に関しての

専門医が

2009年時点でいないことを

知りました。


診断も難しい状況なんですね。




本書は

認知症ケア専門士一次試験の

試験勉強にかなり使えます。



来年受験を予定している方は

目を通すことをオススメします。




チェック項目12箇所。認知症の原因は70種類。
65歳以上は10人に1人。85歳以上は4人に1人。
主な原因・・・ビンスワンガー病、甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏症
サイアミン欠乏症、肝性脳症、透析脳症、肺性脳症、低酸素症、
薬物・金属・有機化合物などの中毒・アルコール中毒、クロイツフェルト・ヤコブ病、脳炎、髄膜炎、脳梅毒、エイズ、脳腫瘍、転移性腫瘍、頭部外傷
慢性硬膜下血種、ボクサー脳症、正常圧水頭症、多発性硬化症、ベーチェット症。
レビー小体型は3大認知症の一つ。DLBと呼ばれる。20%を占める。
レビー小体は1917年ドイツのフレデリック・レビーが発見。
1976年、小阪憲司が発表。65歳以上の発症が多い。40~50代も
多い。全国で50万人以上。
特徴的な症状、認知障害・幻視・認知の変動・パーキンソン症状・睡眠時の異常行動・抑うつ症状・自律神経症状。
幻視・・・後頭葉の視覚野の障害。
幻聴や体感幻覚も加わることあり。男性に多い。ゆるやかに進行。
海馬の萎縮は少ない。誤診されている可能性高い。専門医が少ない。
自律神経症状・・・起立性低血圧、便秘、多汗、寝汗、倦怠感。
レビー小体型は薬物に過敏である。アリセプトが効果的。
レボドパ(Lドーパ)やドーパミンアゴニストなどの抗パーキンソン病薬。
定型抗精神病薬に過敏に反応し症状悪化が多い。
錐体外路症状が出にくい非定型抗精神病薬(リスペリドン、オランザピン、クエチアピンなど)使われる場合がある。
錐体外路症状・・・手足のふるえ・異常な動き・体のこわばり・動作緩慢・歩行不安定・落ち着かない。
規則正しい生活と水分摂取・適度な運動。疲れやすい夕方に注意。
専門医師一覧つき。北海道は札幌と旭川のみ(09年時点)