認知症ケア専門士・・・「総論」 | ブログ

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みなさん、こんにちは。







認知症ケア専門士の試験は

7月3日(日)です。




まずは


認知症ケア専門士とは・・・?






~公式サイトより~




認知症ケアに対する優れた学識と高度な技術、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設けられた更新制の資格です.5年間で30単位(単位は講座等に参加することで取得)を取得することで更新申請を出すことができます認知症ケアに対する優れた学識と高度な技術、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設けられた更新制の資格です.5年間で30単位(単位は講座等に参加することで取得)を取得することで更新申請を出すことができます



資格をとって

お終いではなく

学び続けることを

義務化している

資格なんです。



さて、


本日は


「総論」について






キーワードを抜粋します。






◎Lawton


・高齢者の4つのQOL


・主観的QOL


・環境


・心理的ウェルビーイング


・行動能力






◎認知症の人の評価


・Pleasant Activities Schedule(PAS)


何ができるかに着目


・Philadelphia Geriatric Center Affect Rating Scale


楽しみ、怒り、不安・恐れ、抑うつ・悲哀、関心、満足(6項目)


20分間の面接


・Resident Behavior/Life-Quality Inventory


フロアごとの介護の質






◎認知症ケアの定義





◎コミュニケーション

情報の伝達、

人と人の共同世界の構築


言語的・非言語的


8割が言語以外


ゆっくり落ちついて低い声


短い文章でわかりやすく


具体的に話す。


非言語的コミュニケーションが


有効である可能性高い




◎コミュニケーションの妨害要素


・雑音・・・記憶障害や見当識障害で引き起こされるものもある。


心理的雑音・・・受けての心理的防衛機制


遠い距離・・・物理的雑音


物理的、身体的、心理的の3つ。




◎コミュニケーションスキル

リラックスしているか確認。

雑音を減らす。眼鏡・補聴器使用。

力がある。

書いて物事を伝えるには視力確認。

注意が集中できるよう触れたりする必要あり。

少し斜め前に座る。

軽度の方が一生懸命言葉を探していたり

似たような言葉を使用している際には

こちらでもお手伝いできるかどうか

そっとたずねる必要もある。

記銘力や想起力の低下を補う

→短い文章ではっきりと伝達。

途切れがちな話では話の

最後部の言葉を繰り返す。

判断力や理解力の低下を補う

→クローズドクエスチョン

情緒面を受け止める。





◎高度認知症の人とのコミュニケーションスキル

話すときは必ず視線を合わせる。

名前を呼ぶ。自分の名前を伝える。

笑顔。

低い声で優しく、物腰柔らかく。

話すときは向かい合う。

表情や口の動きなど視覚的な刺激を与える。
強調、ジェスチャー、写真を指差す・・・言葉の補足
通常の2倍時間をかけて会話。ゆっくり

はっきり発音。

自分の話に耳を傾けてくれている!

反応がなくても話を続ける。

会話中、やさしく体に触れる・・・安心感。

不明瞭な話し方のときには

言葉でしっかり応答

非言語のサインを見逃さない。

音楽を聴く、本を読む、昔よくされていたことを

行ってみる。

「またお会いしましょう」と手を振る。


◎中等度認知症の人とのコミュニケーションスキル

目が合ったときだけ話す。

名前を覚えてもらうようにする。

気がついてくれなかったらだけ名前を言う

私がだれかわかりますか・・・×

話す場合は向かい合う。

表情や口の動きなど視覚的な刺激を与える。

強調、ジェスチャー、写真を指差す・・・言葉の補足
相手に理解されていると考える。

答えるのを待つ

1、2分返事がないときは質問を繰り返す。

繰り返し→わかりやすい言葉で言い換える。

人のことは名前で呼ぶ。

基本的な文章、単語を決める。

楽しめる活動、ガーデニング

ハウスワーク・・・洗濯物たたみ

読み書き可能なら部屋のものにラベル。

自分たちのことを忘れてもそれが認知症の人の

すべてであるとは思ってはいけない。

話していることを聴く。

話題を突然変えない。



◎軽度認知症の人とのコミュニケーションスキル

直接的な言葉の使いまわし

聞き取れる話の長さには限りがあると知らせる。

思い出せないとき・・・別の言葉、他の情報

話す際は間違った言葉を使わない。

相手のペースで話す。

内容の構造化。

要約、言い直し・・・会話の継続

回想してもらう

感情表現を心がける。

自分ができる援助・ケアを伝える。

重要なことはもう一度!

必要なことは尋ねられる前に言う。




◎自立に向けたケア






◎観察のポイント

BPSD

ありのまま観察

心身。社会、環境など

相互関連を見て観察。

ささいな変化を見逃さない。







◎移動に関する対応






◎心身活性化への対応






◎失禁の対応






◎事故予防




◎カンファレンス

ケアに関わるメンバーが対象者の

個別ケアに関する情報やケアプラン、

実践、評価について意見交換、

共通理解の基によりよいケアを

すすめていく。


◎アセスメント

心身・社会的状態

介護者の状態

環境

介護サービス活用状況







◎ケアの評価




◎ICF

現存機能を生かす







◎行動観察尺度(観察式)






◎エンパワメント

認知症の人が自立し、

自ら問題を解決していくパワー

を発揮できる能力を高める

方法に導くこと。





◎アドボカシー

関係者が本人の代わりに

権利やニーズを表明すること。



◎ケアの理念



◎アセスメントスケール




◎家族の介護負担

要介護者の続柄

配偶者25,9%

子25,9%

子の配偶者22,5%


介護者の9割は

困った、辛いと感じている。

その4割が非常に困った

辛いと感じていた。



◎日常生活自立支援事業




◎小規模多機能型居宅介護

通いを中心に要介護者の様態や希望に応じて

随時訪問、泊まりを組み合わせて

サービスを提供することで

中重度となっても在宅生活が

継続できるようにする。

登録定員25名以下

通いは定員の1/2か

15名以下

泊まりの定員は定員の

1/3か9人

通いの利用者限定

日中は

介護・看護は1:3で配置

夜間

泊まりと訪問対応で

2人(1人は宿直可)


ケアマネ1人

利用者1人3平方メートル以上

泊まりは4,5畳でプライバシー

確保。


運営推進委員会設置


地域の関係者が運営状況を

協議、評価する場を設ける。


管理者の研修

外部評価、情報開示

要介護度別の月単位の

定額報酬


◎バイステックの7原則

個別化

意図的な感情表出

統制された情緒的関与

受容

非審判的態度

自己決定

秘密保持


◎施設サービス






◎ケアマネジメント






◎リスク管理

リスクとは予測可能なもの




◎身体拘束


なんらかの用具を使用し、

利用者の自由な動き、身体活動

あるいは利用者自身が自分の身体に

通常の形で触れることを制限すること


拘束の範囲・・・監禁・隔離、不適切な治療

過度な向精神薬の使用。


切迫性、非代替性、一時性


◎高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に関する法律

虐待・・・息子、嫁、娘、夫

75歳以上が8割を占める

要介護3以上が5割

◎研究を行う上での倫理


◎介護従事者の職業倫理


◎事例報告




以上簡単ではありますが

「総論」のキーワードでした。


明日は「各論」です。