利用・・・入浴・・・営業(?) | ブログ

ブログ

保存用

みなさん、こんにちは。




福祉業界というと


世間一般では


「仕事」


というより


「奉仕活動」


のイメージが強い

のが現状でしょうか?



ぼくたちは


お客様から

国から


介護保険料を

いただき


サービスへの対価を

いただいて


生活をするわけです。



(細かく言うと

仕事は金儲けではないのですが

ここでは割愛させていただきます)。




さてさて、

そんな福祉職は


介護保険制度施行以前・・・



もしかしたら今でも



お願い営業

説得営業


をしている


人も少なくないかもしれません。



なんのことかと

話しますと



デイサービスを

利用するのに


本人の意思をたいした確認せず

家族の都合だけで

説得やお願いをしたり、



デイで入浴してほしいがために

説得やお願いをする


ということです。




もし、僕たちが

マクドナルドに行って


ハンバーガーとコーラを

注文したとき


店員さんから

「ポテトもいかがでしょうか?」


とすすめられたとしても



「ハンバーガーとコーラを

注文したらポテトも食べた方が

いいですよ」



なんて、説得されたり



「せっかくだからポテトも

頼んでください」


なんて、お願いされたら



そんなお店に

次にいきたくなるでしょうか?





いつも話しているように

福祉業界の待遇が悪いのは


誰のせいでもないんです



そこで働く福祉職一人一人の

実力なんです。


(もちろん、僕を含めてます!)



それが現実なんです。



先日、僕らのデイでも

入浴拒否された方がいらっしゃいました。

(ご自宅での入浴は困難な方)



そのような方に

どのように入浴をすすめるのか?


それにはまず、


どうして拒否しているのか?

ここを知ることが大切です。



あかりデイサービスでの経験は

僕は3年ですので、


経験豊富なみなさまに比べると


「何を偉そうに」


と思われるかもしれません。




それでも、


「どうして?なんで?」


と考えて


お客様が今何を思っているのか?


どうして拒否するのか?


考えていくことが


福祉職の役割だと思います。



その拒否について


どう対応するのか?


今後の関わりをどう改善するのか?



それがわたしたちの使命だと

思います。



先の事例で言えば


入浴拒否をしたおじいさんは

お話好きなのに、


入浴を誘われる前

眠たかったのもありますが、

30分程度、本人が

気持ちよく喋られる状況が

作られていなかった。


つまりは孤独だったんですね。

(もちろん、一人でポツンと

座っていたわけではありません)。



「今日は疲れたから、

家でお風呂に入ることにする」



そういわれて


「家族に頼まれているから」


とか


「ここで入浴する決まりになっているから」


なんて説得するようでは


3流介護スタッフから抜けられません。



僕は

「それであれば、今日は入浴するのは

止めておきましょう。」


と話した上で


普段、デイサービスのお風呂に入って

どう思うかたずねました。



すると


「家のお風呂と勝手が違うから

まだ慣れない」


とのことでした。



ということで、

「もし体の調子が悪くなければ、

デイサービスのお風呂の配置など

説明したいので見ていきませんか?」


とたずねたところ


今は調子が良いとのことだったので


一緒に脱衣場まで行きました。



そこで

20分程度、本人の話を聴きました。



そのとき、

入浴のことは一切話していません。



日常のこと、

病院のことなど様々です。


一通り話し終えたところで

別のスタッフが

「せっかくですから、

背中を流すだけでもいかがでしょうか?」


そう尋ねると



「そうだね。」


と気持ちよく

入浴していただきました。



このケースが

次も通用するのか?


というと

そうとは限りません。


と答えます。


大切なのは

お客様の気持ちになること


考えること


わたしたちに何を求めているか?


考えること。



福祉職にも

営業能力が求められていると

感じています。




お読みいただきありがとうございます。



営業の書籍で特にオススメです。

↓↓↓
サンタさん営業ドロボー営業 お客様に好かれて成績が上がり続ける成功メソッド
営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する