みなさん、おはようございます。
あのP・ドラッカーが
「もしも高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
でおなじみの
ドラッカーが認めた日本人
それが
「渋沢栄一」さんです。
そんな渋沢栄一さんを
社会福祉士国家試験にも
出てくる
渋沢栄一さんをもっと知りたい!!
そう思って手に取ったのが
この書籍です。
ドラッカーの言うところ
「大切なのは真摯さ」を
渋沢さんは
個人の人格の完成が
社会の完成を意味すると
ところで説いています。
人格を修養することは
「真摯にして率直、精気を内に溢れさせ、
活力を外にみなぎらせ、
力にも屈しない人格」が必要だと
教えてくれます。
そして、
人格修養には
己の信じる道が必要だと
教えてくれます。
渋沢さんはそれが
「孔子の論語」だったのです。
(僕も論語力は読みました。)
昔、大学の自治会をやっていたときに
「仕事をください」と会長に言った人のことを
思い出す文章がありました。
その人は結局最初から最後まで大した
仕事をやらず、もらえず自治会を去りました。
仕事がないと嘆くのは愚の骨頂
それは仕事を引き付ける能力がないからだと
教えてくれます。
仕事がしたけば、仕事を選ばず
やっていくことが大切だと
「仕事がない」と嘆く人こそ
たいした能力がないのに
仕事を選ぶ悪い癖がある
と自分も思い当たる節があり
ドキッとしました。
人間には
「知・情・意」のバランスが必要
知・・・判断力など
情・・・感情のこと、そのときどきで動きやすい
意・・・信念
この3つがバランスよくあることで
適切な判断、適切な感情表現
目標達成への意志を持てると教えてくれます。
さらに
自分を高めるのには
「耳が痛いこと」を言える友人を持つこと
だと話しています。
自分の悪いところや欠点を言われるのは
誰しも嫌なことです。
しかし、中には自分の改善点に
気づいていない人もいることが事実です。
そんなとき頼りになるのが友人です。
しかも、たぶん言われたらイラッとはするでしょうが
自分を改善するため、より良くなるためと
思えば、大切な友人です。
「口は禍の門」と言うが、
「福」を招く門でもある
沈黙ばかりがよいわけではない。
最後に
人生の学びには
「読書」がオススメと
渋沢さんも話しています。
ただ読むのではなく
「心記」・・・心に刻むこと
行動に移すこと
と教えてくれました。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
仕事を頼まれる、仕事を引き付ける
能力を持っている。
仕事がないと嘆くのは愚の骨頂である。
人間は「知・情・意」のバランスが大切。
自分を高めるのには
「耳が痛いこと」を言う友人を持つこと
道徳心>知識
適度な無邪気さが必要である。
逆境になった原因の9割は自分の
努力不足・知識不足である。
学びのひとつに「読書」がある。
読書は自分の心に刻むこと