ここ数回、除雪のネタを書かせていただいております。
雪一郎や朝日町の優秀な除雪行政、危険な屋根の上の氷や雪下ろしのことなどを書いてきましたが、やはり雪国の除雪と言えば、基本の除雪道具であるスノーダンプについて触れない訳にはいかないでしょう。
スノーダンプはたとえ除雪機などが必要のない地域であっても、ある程度雪が積もる地域には必ずある排雪道具でしょう。
それだけ身近で頼りになる雪国で皆に愛されている相棒がスノーダンプなのです。
我が家でも多少の積雪(15センチから20センチくらい)の場合は雪一郎は使わずに、スノーダンプだけで除雪を行います。
そのスノーダンプ、一般的に山形では”ママさんダンプ”という名前で呼ばれています。
以下は先日、私がツイッターで呟いた内容です。
「朝日町に越してきた頃、ママさんダンプという除雪器具の名を聞いて、女性用だと思い、某ホームセンターの店員さんに、
ヾ(@°▽°@)ノ ”男用のパパさんダンプください。”
と言ったら、
((o(-゛-;) ”ありません。”
と言われた。
ヾ(@°▽°@)ノ ”此処では売ってないのですね?じゃあ、何処に売っていますか?”
と聞いたら、嫌そうな顔をされた。」
この話は雪国育ちではない私が別に店員さんを困らそう思って聞いた訳ではなくて、本当にそう思って聞いただけなのですが、山形県の人にとってはありえない質問だということなのか、私がふざけていると誤解され、ひどく機嫌を悪くされたという話を今では笑い話として思い出すことがあるということを書いたものでした。
しかし話はここで意外な方向へと進みます。
このツイートを読んでくださった方が、コメントをくれたのですが、その内容が以下のものでした。
”私も最近知ったのですがパパさんダンプ、実は売ってるんですよ。(・_・;”
な・なんと、パパさんダンプがあるの?!ヽ(*'0'*)ツ
ついに時代がこの私に追い付いてきたということでしょうか?
引っ越してきた時の悔しい思い出を引きずっていた私は、すぐにアマゾンで検索をかけました。
するとやはりパパさんダンプは存在していたのです。
後世の人が私を21世紀の”ノストラダムス”と称するか否か今はまだ分かりませんが、取り急ぎ生きている今ここで、パパさんダンプに対面することが自分の使命のように感じた私は、早速一番に思いついたホームセンターへ向かったのでした。
そこは寒河江市にあるHO◯ACというお店です。
お店の駐車場に車を停めて、除雪用品売り場へ向かうと、パパさんダンプ、意外なほどアッサリと見つかりました。
これが「パパさんダンプ」です。
間違いなくパパさんダンプと書いてあります。
長さ1.37mはママさんの70mm~80mm程長いでしょうか。
こりゃ確かに使いやすそう。
ママさんダンプだと私ちょっと腰を下ろしてるんですよね。
ちなみにこれは、ママさんダンプミニと書いてありますが、小学生用かな?
ちびっ子ダンプという名前にしたほうが分かりやすいと思うのは私だけでしょうか・・・。(`∀´)エヘヘ
そしてこれがママさんダンプ。
これが一般的に言われているスノーダンプの標準サイズです。
これさえあれば今までより除雪がさらに快適になることでしょう。
パパさんダンプを新たな友として得た私は、心の余裕というオーラをまとい、悠々と家に戻ったのでした。
あっ~!!本当に雪の季節って楽しいですね~。
みなさんも、こんなに楽しい雪国の除雪ライフ、朝日町で私と楽しんでみませんか?(`∀´)ウヘヘ