こんにちは。
前回は、「自分が辿る運命は、自分で選んで生まれてくる」と天使から聞かされたネコ隊長が、メガトン級の衝撃を受けて撃沈したところで終わりました。
今回はその続きです。
隊長が目を覚ますと、布団の中でした。
「まさか夢ではないよね?ハッキリと記憶に残っているから多分現実なんだろうな。」
あの後、天使から教えられた運命のヒミツについて、半信半疑の隊長は、
「だったら天使さんが日常生活の中の出来事を、色々な仕掛けで仕向けているって事を、分るように証明してくれる?」
と天使に言ったところ、
「分りました。明日、誰か困っている誰かを助けると、きっと良い事あるから楽しみにしててね。笑」
などという事を天使Aさんに言われました。
そして天使の言葉を確かめようと、日課である朝日町パトロールをしていると、一匹の子猫が道端で鳴いていました。
「お~よしよし、静かに静かに、食べたりしないから。アギャ~~!!」
「ギャーギャーギャー!」(子猫)
泣き叫ぶ子猫を抱きながら隊長が振り返ると、
「大変すみません、ウチの”スグル”がご迷惑をお掛けしているようで。」
振り返ると、なんとタツノリ監督※1がいるではありませんか。
※1タツノリ監督についてはこちらを参照ください。<リンク:頂上決戦>
とりあえずお礼にと、キャットフードと野球のチケットを監督は置いて、改めて挨拶に伺う旨の言葉とともに去っていきました、
貰ったフードとチケットを見つめながら、
「これが天使の言っていた、良い事なのかな?顔が痛いんだけど。どうやったのか天使に次回聞いてみよう。」
と思う隊長なのでした。
つづく

