こんにちは。
前回、隊長が守護天使に色々質問する為に、新たに身につけた能力である「幽体離脱」を使ってあの世へ行き、天使の一人と会ったシーンからの続きです。
無事に守護天使との感動のご対面。
しかし節操のない隊長、さっそく「質問したいオーラ」を発しまくってます。
開口一番の言葉は、昨日の出来事に対するグチでした。
隊長「あのさ天使さん達、ちゃんと僕を守ってくれてる?」
天使「いっつも見守ってますよ。」
隊長「じゃあ、昨日”たい焼き”を近所の子猫に盗み食いされたんだけど、ちゃんと見張っててくれたの?」
天使「だって、あれは私達が仕組んだものだもん。隊長に他人を許す事の大切さの意味を教えるために。」
隊長「ガビ~ン・・・・。あれ、守護天使さんの仕業だったの??それって守護してないじゃん。」
天使「いつも見てて思うんだけどこういう時、あなた面白い顔するよね。笑」
隊長「べ、別に面白くないっ!!いっつもこんな風にうまくいかない自分の運命に苦しむのだ。」
天使「へ~、そうなんだ?自分で今みたいになる運命をあらかじめ選んで生まれてきたのにね。まあ、記憶を無くして生まれてくるんだから、そうボヤくのもしょうがないか。笑」
隊長「じ、自分で選んだ?!こういう運命を?」
天使の衝撃の言葉に、頭に岩石が命中した程のショックを受ける隊長。
果たしてこの後、立ち直れるのか?
<今回のネコ隊長が学んだ宇宙の法則>
・誰しもが、ほぼあらすじが決められた生涯を自分で選んで生まれてくる
・ただし、その時の記憶は無くしている場合がほとんど。ごく稀な例外として、生まれてくる前の記憶を保持している人も在る。
つづく