P.F.ドラッカー4 | 朝日町shellのブログ

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こんばんは。


前回からの続きです。


職員室での出来事以来、既に四半世紀が過ぎました。
その間、バブルの崩壊、金融危機、財政の悪化やITバブル、はたまたリーマンショックに現在のユーロ問題等、様々な激動的出来事がありました。
確かにグローバルな政治経済情勢から自殺問題、孤独死、生活保護や失業等の身近なローカルな事まで、問題は盛り沢山です。
現在の世界は決して良い状況ではありません。(そんな事、分かってるよって?(笑))


ただ私は現在のあらゆる危機を乗り越える革新(innovation)を日本人が成し遂げる事ができると確信しています。
かつてドラッカーは日本人を評して、次のように言いました。
「日本人は特殊である。危機においては一夜にして結束して180度の方向転換さえ可能にする」
この言葉はお世辞でも何でもありません。


過去、幕末から明治への移行期に輩出された偉人たち、戦後の復興期に活躍したソニーやホンダを生んだ企業家を見ていると、世界の何処の国でも真似が出来ない素晴らしい能力、特異性のような物を感じざるを得ないのです。


過去、日本が成し遂げた偉大なる功績は「イノベーションと企業家精神」によるものであることは間違いありません。


私がドラッカーの本を読み漁ってた頃、他に読んでいたのは企業経営者とか学者さんとかいう一部の職種の人が大半だったと思います。
だが現在、「もしドラ」のような素晴らしい本がベストセラーになる国、日本。
このような現象をみると、やはり閉塞した社会の危機を本能で感じ取れる特殊な能力を日本人は持っているのではないでしょうか?


あの職員室での出来事以降の私の考えは間違っていなかったと、今の日本人を見ていると強く感じると同時に、そんな日本人に生まれた幸運に感謝するのです。


最近の口癖は「ありがとうございます。」です。



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