花火、、刹那 | 幸せって何だろう?☆苦しみが自分を育ててくれた☆

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こんにちはハガネ(♂)です。

このブログでは、主に、自分の過去の話をしようと思っています。

どうか、よろしくお願いします。

花火大会に行くために、都会へ出る電車に乗った。

同じ目的を持ってる人たちが沢山いたので、電車が混んでいた。


何度か乗り換えて目的地に向かったのだけど、

やはり、乗り換えを繰り返し、目的地に近付けば近付くほど、電車は混んでいく。


運が良ければ、エリナと密着できる、、、と思ったが、そんなに甘くはなかった。

流されるように、座席の目の前に行ったから。これで、密着するのは不自然だし。

俺は、目の前のつり革を掴んで、隣に居るエリナを見た。

やっぱり、かわいい、、、反則だろ。。



改めて、俺の思いがエリナに通じたことを感謝した。

途中、電車が大きく揺れて、エリナが俺の体に寄りかかった。

華奢な体が俺に触れる。

一瞬で、気が動転して、恥ずかしくなった。


もっと俺に勇気があったなら、その時、手を握ることが出来たはずなのに、

俺の頭は思考を停止。何もできないまま、エリナは体勢を立て直した。

絶好のチャンスを逃してしまったことに気付いて、ちょっと落胆したのは言うまでもなく。。


もう、電車が揺れて、エリナが俺に身を預けるようなことは無かった。


そうこうしてる間に、目的地に到着。

降りてから、さらに人が多くなっていた。

メンバーとはぐれないように、、、エリナを見失わないように必死だった。

<続く>