花火大会 ~あなたと手を繋げたら、、 | 幸せって何だろう?☆苦しみが自分を育ててくれた☆

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こんにちはハガネ(♂)です。

このブログでは、主に、自分の過去の話をしようと思っています。

どうか、よろしくお願いします。


蒸し暑い夏だったな。

子供だった俺は、初恋が続く未来を夢見てた。


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花火大会の日、俺は、エリナと手を繋ぐという目標を立てていた。



エリナが初めての彼女というだけ有って、

恋愛感情という意味が含まれた上で、女性と手を繋いで歩いたことがなかったから、

俺にとって手を繋ぐというのがギリギリの試みだった。



そして、待ち合わせ場所でエリナと、S君、仲田さんと合流した。



まず、第一段階の目標として、皆で楽しむこと。

そして親睦を深めて、また次に繋げること。


これが、最低限達成できればいいなー。


欲を言えば、エリナと花火を見て良い雰囲気になって、、、

それから手を繋いで町を歩けたら最高に嬉しいな。




なんて考えてた。




地元の駅の周辺には、浴衣姿の女性が沢山いた。

やっぱり、花火大会目当ての人が沢山いるみたい。

当然のように、カップルだらけだったな。



腕を組んで歩くカップル、ホームに立ってじゃれ合うカップル、、

お互いを自然に受け入れて、お互いの目を見つめていて、

皆の表情が幸せで一杯そうで、キラキラ光って見えた。




俺は、、やっぱりエリナと居ると緊張する。

あの綺麗な目で見られると、体が固まって、恥ずかしくなって、

目を逸らしてしまう。



どうすれば、あなたたちのように、腕を組めるの?


どうすれば、あなたたちのように、自然に振舞えるの?




あがけがあがく程、俺の思考はドツボにハマる。


<続く>