名古屋市講演会「学校へ行けない僕らの気持ち〜支えてくれる地域の力〜」 | 漫画家 棚園正一

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令和7年11月12日(水)

「子どものみかた・気づき力UP研修会」の一環として、

自身の不登校経験についてお話しさせていただきました。


「学校へ行けない僕らの気持ち〜支えてくれる地域の力〜」


主催:名古屋市総合社会福祉協議会

場所:名古屋市総合社会福祉会館

対象:名古屋市内の子ども食堂・学習支援・居場所の実践者、子どもの支援に関わる方々

参加者:約50名(おそらく……)





参加してくださった皆さまから、たくさんの熱意ある感想アンケートをいただきました。

お読みして胸がいっぱいになりました。本当にありがとうございます。


今回は、その中から一部を抜粋してご紹介させていただきます。





いただいた感想(抜粋)



● 不登校だったとしても問題なく大人になれるという実体験や、その当時の気持ちがわかったことがよかった。


● 棚園先生の言葉には嘘がなく、どのように考えていたかを知ることができてよかったです。


● リアルな言葉がとても参考になりました。


● 当事者の気持ちがとてもよくわかりました。


● 実際に不登校を体験された棚園さんのことばはとても心に響きました。

 小学校区の交通当番のとき、不登校のお子さんを持つお母さんに「うちの子は不登校なのよ」と言われたとき、返す言葉が見つかりませんでした。

 今日、そのときどう答えればよかったのかの“答え”を教えてもらえた気がしました。


● はっとさせられるお話がたくさんありました。「死にたいのではなくリセットしたい気持ち」「素のままの自分を受け入れてくれる人」「普通の会話の大切さ」──どれも胸に残りました。

 “期待して待つこと”が子どもにとって“試練”になることがあるという言葉も印象的でした。


● わかりやすく、とてもいい内容でした。


● 親でも先生でもない大人との出会いが「生きるきっかけ」になるというお話がとても印象的でした。地域のつながりの大切さを改めて感じました。


● 学校に行けなかった頃の気持ちや、どんなことがターニングポイントだったのかを聞けて勉強になりました。

 出会いの積み重ねが“グラデーションのように変化していく”という言葉が特に印象に残りました。


● 自分の周囲の子どもたちに照らし合わせながら聞きました。「そんな気持ちだったのかも」と気づいたり、「あのときの言葉はよくなかった」と反省したり……。

 苦しい思いをしている子がいるなら、そっと横にいてごはんを作ってあげたい、そんな気持ちになりました。




お話が終わってからも、たくさんの方が声を掛けてくださいました。

中には、なんと20代の頃のアルバイト先の会社の方との再会もあって驚きました。

ご縁の不思議さとありがたさをしみじみと感じる時間でした。


これからも原稿作業の合間に、コツコツと不登校に関する活動も続けていけたらと思います。

どうぞよろしくお願いします😊



写真は職員の皆様と。