こんにちは
理学療法士の池田です。
9月になりましたが、まだまだ暑いですね。
皆さんはどんな夏休みでしたか?
私は家族で鹿島に行ってきました。海遊びはできませんでしたが海を眺める時間は最高でした
さて今回は、靴下履き練習の姿勢についてお話したいと思います。
これまでの記事はこちらです
個別理学療法では靴下履き練習も行います
筋肉が柔らかい(筋緊張が低い)お子様は靴下を履くときに姿勢が骨盤後傾位、股関節外旋位(ガニ股)になりやすいです。
体幹筋が弱いと靴下を履く姿勢の保持も不安定になり、足先に靴下をひっかけるのも大変になります。
靴下履きの練習をする際のポイントとして大切にしていることは
① 股関節を内外旋中間位でたて膝の姿勢が保持できること
② 足下をよく見るようにすること(体幹前面筋の収縮を促す)
③ 足先に靴下を履いた後に、両手で靴下を引っ張り上げると同時に足先を伸ばし(足底屈)ながら膝を伸ばす連動した動きを行うこと
です。
体幹筋や股関節周囲の筋肉を使うように促して練習をします。
また、履くときに足の指を開いている(足趾外転)と指が靴下にひっかかってしまうので
まとめるようにする動き(足趾内転)もできるように促します。
靴下を引っ張り上げるときに靴下をつまみ続ける手指の力も大切です。
どんな姿勢でも生活の中で靴下が1人で履けるということは素晴らしい成長だと思います。
毎日履く靴下をいい姿勢で履けたら、毎回いい筋肉が働くので、それが積み重なっていくと姿勢や運動にもいい影響があると私は考えます。
靴下が履けたときの喜びはひとしおです。
靴下履けたね!やった〜
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