マリノスはセットプレーの守備が問題なのか? | ひつじるしっ!!

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迷える羊羽の夢と希望と無謀の妄言。

2022年開幕戦
横浜F・マリノスvsセレッソ大阪

マリノスはセレッソにCKから2失点して引き分け
個人的な感想は、なんでか知らんけど本当にvsセレッソは運がない。ただそれだけ。PK失敗なしのマルコスが、PK得意じゃないらしいキムジンヒョンに止められるし。セレッソサポーターも驚いているようだし。運がない。
追い付かれて引き分けは残念だが、このご時世の開幕戦でこれだけ良いゲームができたのだから、今年も楽しくなりそうだと思った。

しかし、多くの人が『マリノスはセットプレーの守備が良くない』とさも当然のように言う。それが大正解かのように言う。それがあるから優勝は無理だと言う人もいる。

本当にそうなの?
私はそこじゃないと思うんだよなぁ。

今回はコーナーから2失点した。
1本目は、正直10回に1回あるかないかのラッキーパンチだと思った。あんなコース毎回とばないと思う。もちろん選手は狙ってるだろうが、毎回狙って完璧にできるほど簡単じゃない。アンラッキーだった。こういうアンラッキーのために、複数得点しようぜ!って言うのが目指しているところだと思う。

2本目は、というか2失点目は本当にあの5分間だけだった。5分間だけ、攻められてコーナー何度も蹴られた。それがよくなかったと思う。
特に取り上げたいのは、87分のコーナーをしのいだ後のところ。ゴールキックからの流れで畠中のダイレクトパスがカットされたシーン。あそこで雰囲気が少し変わった気がした。じゃあ、畠中のミスが悪いかと言うと、そういうつもりはない。

1ゴールキックを繋ぐ必要はあったのか?
高丘はいつも通りにゴールキックを繋いだ。見ていて私も疑問を持たなかった。しかし、それがいけなかったと思う。セレッソの選手もそう思って、人数かけてハイプレスに来た。ここで一呼吸おいて、大きく蹴ると言う選択肢はなかったのか。そうすれば、少なくともコーナー1本減らせたのではないか?
それはマリノスのやり方ではありません?本当に?
ラスト5分を切り、選手も疲労があるなかで、勝つために大きく蹴ってゴールから遠ざけるのは状況判断でありだと思う。実際昨年も蹴っていた。

2畠中のパスのだしどころは?
畠中のダイレクトパスは、見ていて蹴ると思った。蹴って前の味方にパス出すと思った。素人が見てそう思うのだから、プロの選手もそう思うだろう。だから前でカットされてしまった。
ここも大きく蹴るか、もっと簡単な選択肢があればよかったのではないか?
人数を後ろに多くして、数的優位を意図的に過剰にでも作ることはできなかったか。ダイレクトでもミスが少ないようなパスコースを作ることはできなかったか。センターではなくサイドにふって、最悪スローインでもOKにできなかったか。


まあいくらいってもタラレバでしかないが、CKの守備よりこの1,2の立ち回りを話し合った方がいいんじゃないのか?と思った。

私は今の『コーナーの守備が良くなかったよね』という、大きい声に、ともすれば試合後の監督の会見でこの質問をした記者に、違和感を感じるしそこじゃなくない?と感じる。
そうじゃないよね?と思う。