究極のマリノス対策?ノエビアスタジアム神戸 | ひつじるしっ!!

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迷える羊羽の夢と希望と無謀の妄言。

vsヴィッセル神戸の試合結果として、ロスタイムで2点追いつかれて引き合分けたのは大変残念だし、3点目の失点がオフサイドだったと思われることも悔しい結果です。
ただ、やはり結果として、ボスの言うように4点目先に取っていればよかったし、そのチャンスはあった。
勝てる見込みがあっただけに、もったいないとは思うものの、多くのチャンスを作れたので、そこまで悩む必要はないのかとも思います。

一番の個人的な感想としては、勝とうが負けようが、とにかく「けが人が出なくてよかった」ということ。
昨年、絶好調だったエジガルが骨折してしまったスタジアムであり、今年はとんでもなく滑りやすかった。

正直な意見としては、こんなスタジアムで試合するな!と思うし、ヴィッセルはこれでいいのか、という疑問があります。
まるで、アスファルトの道路の上で、スパイクを履いてサッカーしているように見えました。
経験者の方はわかるかと思いますが、とにかく踏ん張りがきかず、滑ってしまうわけですね。

踏ん張りがきかないとどうなるか。
急停止、急加速、急転回ができなくなります。
これを封じられると、今のマリノスとしては、自分たちの目指すところができなくなります。

これは、攻撃の面よりも、守備の面で顕著でした。
急停止できなければ相手のフェイントについていけない。
急加速できないと、ハイプレスをかけに行くのが遅れてしまう。
急転回できないので、二度追い三度追いができなくなってしまう。
たとえできたとしても、1秒でも2秒でも遅くなってしまう。
それは、相手に時間が生まれてしまうので、相当な不利状況になってしまいました。

相手も同じ条件なのだから、というのはこの場合通用しないと思います。
ちょっと地面が固くて、感覚が違うな、くらいのモノであればいいですが、今回はほぼ罠に近いわけです。
相手はそれに合わせて準備できるわけですし、さらにマリノスの特徴を消されてしまうのですから。
こんなことが、まかり通っていいとは、到底思えませんでした。

マリノス相手に、他のチームは色々と対策を練っているように思いますが、究極はこのスタジアムのように、滑らせればいい。
サッカーではない何かに持ち込んでしまえば、対策としては完璧なのかと思いました。
サッカーではない何か、という点で、数年前の台風の時に開催されたvsジュビロを思い出しました。
ピッチが水浸しで、ボールは浮いている状況。まともにパスすら出せない状況でした。

ヴィッセルが意図的に滑りやすいピッチを作ったとは思いませんが、ヴィッセルの選手もケガしているわけですし、改善されるまでこのスタジアムは使わない方がよいと思われます。