Baobab
『純白なスープ皿の完璧な配置』
@APOCシアター
仕事で(震災関係なし)、3月は1本も芝居を観れなかったというまさかの異常事態からの、ライヴ1本目
千歳船橋という降りたこともない駅、APOCシアターという未知の小屋
ボクがこの公演を観に行く目的は、浅川千絵が出演しているということだけだったw
バナナ学園純情乙女組で初めて観たときの衝撃はいまでも脳裏から離れないwww
その後もバナナとは違った魅力をいろんなところでみせてくれている。
最近では、話題の範宙遊泳でも知る限り3公演くらい連続で客演している。残念ながら先月の範宙は観れなったのだけど(;・∀・)
そんな浅川千絵しか知らずに観にいたわけですが。。。
スゴかった。。。
いや、凄かった!!!
感想は難しいんだけどw
いやうまく表現できる言葉が見つからないだけだけど。
ダンスのジャンルとかさっぱり分からないけど、ダンス、選曲、芝居、そのほかあらゆる表現のミックスされたパフォーマンス
静寂と喧騒、秩序と混沌、抽象と具象、集中と拡散、現実と虚構、巧妙と拙劣、緊張と弛緩、明と暗、緩と急。。。
そんな対義語辞典みたいな言葉がいくつも頭をよぎりました。
構成力が凄い!!
それは完成されたとか、洗練されたとか、そういうのともちょっと違うのですが、とにかく観ていて気持ちいいし、次は何をしてくれるんだ?という好奇心を刺激してくれる
きっと創り手側にはこの内容について意図や意味があるのだろうけれど、観ていて感じるのは、観る側ってそんなものが全然理解できなくても、こんなに惹きつけられて引き込まれてしまうものなんだなぁという新鮮な気付き
正直驚いたw
このパフォーマンスは海外でも通用するんじゃないかと思う。まー、芝居的な部分は若干言葉の壁があるかもだけれど、それはクリアできるでしょう。
以前、まだ観劇とかまったく興味ない頃に何度も訪れたけれど、スコットランドはエジンバラで夏に街ごと演劇祭りになるフリンジとかでやったら絶対にウケると思う。
北尾亘が主宰するこの団体、Baobabの今後はとても楽しみでならない。
もちろん、ダンサーに混じって芝居部分で輝きを見せていた浅川千絵も楽しみでならない。

