Nojimaji
「走馬灯秋麗」 ~まはりとうらうあきうらら~
@日暮里d-倉庫
紹介文、公式HPから拝借w
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どんなことをしてでも、この愛をまもりたかった・・・。
激しく切ない想いが、男と女を狂わせる。
華の大江戸と紅葉燃ゆ飛騨高山を舞台に、男と女の激しく切ない愛の物語を、艶やかに、そして耽美に描く。
国劇の巨人長谷川伸の『中山七里』を原作に、エロティシズムが進化する。
----------------劇作・演出家、野島拓也氏のユニットの第二弾
昨年末の第一弾も拝見した。
第一弾は、寺山修司の「チャイナ・ドール/上海異人娼館」を原作としたお話でした。
どちらもまったく異なる原作だが、Nojimajiで野島さんの演出する2作品の共通点は、深ぁ~い男女の愛、エロスだと思う。
あと、野島さんが春に演出された「TIME LIMITS」でも感じたことですが、野島さんの演出する舞台は、照明がキレイ!!!
派手な色を使った劇でも、逆に今回のように、白色、もしくはオレンジみたいな比較的地味なライトでも、その場面に合わせた照明の使い方、影の使い方がとても印象に残る。
また、舞台美術でいうと、今回は美しい秋の紅葉、まさに秋麗といった感じの紅葉を、驚くべくシンプルなセットで日暮里の倉庫に作り出しました。
役者陣もすばらしく、耽美で切ないそれぞれ立場の異なる3組の男女を用いて、その根底には違わぬ情愛があることをスマートに見せてくれたと思います。