桃色バカンス
『百年後の蝶々』
@TACCS1179
(llll ̄~ ̄;lll)う~ん・・・
最後の15分、20分でいいんじゃない?www
よくあるダメダメなパターンだけど、後半まではつながりのよくわからない断片的な話がただ延々と進み、最後の最後で一気に謎解きw
気の短い客なら、途中で帰るんじゃない?w
最後の謎解きは、ありふれた手法だけど、それも、そこまでに、いろんな複線が巧妙に埋め込まれていて、なるほど!というのが王道
今回の芝居でいうと、そういったものはあるのかも知れないが、見せ方がイマイチなのか、観客に伝わっているかは、甚だ疑問
とにかく、時系列がばらばらと飛ぶし、それをスクリーンにご丁寧に明示してくれるんだけど、シーンがあまりにも小刻みに分割されているので、ただでさえわかり難い話に、観客が処理する情報量が多すぎて、観ていてストレスがたまる。
情報処理に辟易として、話についていくのを途中で放棄したくなる。したし。。。www
当日パンフを見ると、なにやら団体(主宰?)のやりたいことをやったというのはわかるが、そこに「観客に観せる」という観点が欠落、もしくは優先度が下がっているのではないかという感じが否めない。
要は、なんちゃらプロデュースとかいう、作家の好きだった団体のシステムを用いて、やりたいことをやっているのだろうが、それは、観客からしたら、作り手の自己満足に過ぎないのではないだろうか?
最後の謎解きで、やっと話が見えた。なかなか、面白そうな本だと思う。
だから、より一層、演出や構成といった、観客を意識したみせ方を、もっともっと練りに練ったら、一転、すばらしい劇になったかもしれない。それは惜しかった。