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つまき♪.com 「シェアピ式」と「育伝式」で園館と保全活動と古墳と博物館とエジプト考古学を応援★

「動物福祉」と「伝え方の工夫」と「新しい楽しみ方」で、人も楽しく意義深く★
新しく楽しい手法である「シェアピ式」と「育伝(いくでん)式」で、動物さん・動物園水族館・保全活動・保全教育・SDGs・古墳・博物館・エジプト考古学等各種取り組みを応援しています♪

動物園、動物さん用の屋根は当然のことながら、来園者用屋根も必須で有効なので、チューリヒ動物園の例をご紹介✨

 

前にあったサイさんちも、建物タイプ✨

 

古い建物なのですっごい狭かった💦

 

パンタナールゾーンには、地元のパトロール隊のような役目の人の事務所を再現して、現地を想う&快適&学べます✨

小屋の正面に、フサオマキザルさんちとかがあります✨

 

フサオマキザルさん宅、丸見えじゃなくてシェアピ✨

 

リスザルさんは雨で屋内にいたので、そこが観察できる場所にみんなきていて、ここも屋根ばっちり✨

 

室内の様子✨

 

屋外は島になっていて、来園者用が入れるようにもなっていますが、入れない状況しか見なかったなぁ。

 

そして!チューリヒ動物園といえばこれ✨

マダガスカルのマソアラ国立公園を再現したマソアラホールです!✨✨どんな天気でも快適で大人気✨✨

 

ドーム+レストランなどの建物です✨

 

中はこんな感じ✨

トリさんたちやアカエリマキキツネザルさんなどがのびのび暮らしています✨

 

こんなふうに出会うことも✨川や滝もドーム内にあります✨

 

説明コーナーも立派✨

 

ショップも立派だし、値段に2%の寄付が付いていて、現地を支援していますし来園者用と現地をつないでいます✨

 

レストランはすごい努力して黒字経営だそうで(2016年の取材時)、素敵なものを作るだけでなく真剣に運営しているのもすごかったです✨

 

もちろん、ふざけた宴会とかで稼いでるのではなく、ガイド(学び)付きのパーティーを一生懸命に営業しているそうです✨

 

食材がほぼフェアトレードなので(そこにも学びがあるように)、原価がものすごいことになっていそうなのに、黒字とは!✨

 

 

「いいもん作って、真剣に運営して、学びと魅力と存在意義と収益につなげる」✨✨✨

 

それがマソアラホールです✨

 

 

 

 

動物園に必要な整備は、ハード面では「動物福祉・屋根&屋内・トイレやレストラン」だと思うので、チューリヒ動物園の例をご紹介✨

 

今回はこども動物園です✨

 

右側がコウモリさん宅というかコウモリさんを学ぶ科学博物館みたいな建物で、左は休憩ゾーンだったような✨

 

中はこんな感じ✨


2012/2016の取材時の写真を見返してもコウモリさんが出てこないけど💦、マップにはコウモリさんの絵が載ってるので、いるはず✨

ニワトリさんち✨こんな感じに建物から屋根が飛び出て来園者用屋根になっているのが多かったです✨

 

草地でのびのびしていてシェアピ~✨

 

草をついばめていてシェアピ~✨

 

そしてブタさんちも、来園者用屋根が少しあり✨

 

掘り返せるし室内開放でシェアピ✨

 

泥プール、ほんと満喫していてシェアピりました✨

 

プレーリードッグさんちも、見えにくいけど建物から右に屋根が出てます✨

 

地中から見るコーナーでも雨や寒さがしのげそう?

 

モルモットさんちもこのタイプ✨

 

ヤギさんちも飛び出す屋根タイプ✨

右の建物の内部は↓

 

 

 

屋根の端っこまで行けば、お外で過ごしているヤギさんたちも観察できます✨

 

 

どんどん暑さや雨や雪がヤバくなっていくので、屋根とか屋内とかを本気で整備することが必須で有効✨

 

ということで、チューリヒ動物園の例の続き♪

 

オオカミさん宅は、この小屋の壁にある隙間からそっと見学できます✨

 

あんまり広くはなかったです💦それにしてもすごい雪の日にがんばってるなぁ、2012年の私✨

 

カメさんちでも、快適に見学できます✨

快適かつ説明ゾーンにもなるので、小屋とか屋内とかほんと有効✨

 

カメさんたち(右下)、おおむね石の下に入りたがっているけど大丈夫かな💦

 

ゲラダヒヒさんちもこんな感じ✨

あ、そうそう、チューリヒ動物園は「来園者用と現地をつなぐ」ということを非常に意識して実践していて、こうした構造物もなるべく現地をイメージしているそうです✨

 

ゲラダヒヒさんちも広くて全部は写しきらないです✨

 

 

インドライオンさんとコツメカワウソさん宅にも屋内部分あり✨

 

インドライオンさんとコツメカワウソさんの同居に失敗したため、屋内はコツメカワウソさん宅となっていました(2012/2016の取材時)。

 

 

屋外の来園者用屋根✨

イスも大事✨

 

インドライオンさんのスペース。

 

 

チューリヒ動物園のHPも各所勉強になりますよ✨

 

 

 

 

動物園の意義と魅力創出、そして生き残りに必要な整備(ハード面)は、

 

1:動物福祉向上

2:雨雪暑寒対策(屋根など)

3:トイレやレストラン

 

だと思うので、チューリヒ動物園の「来園者用屋根」の例をご紹介✨

 

チューリヒ動物園、2012/2016と取材に行き、その動物本位&来園者用育成の姿勢で一番好きな園館ですが、その中でも好きな動物さんちの1つが、このアムールトラさん宅です✨

 

来園者用屋根ばっちりで、雨でも雪でも(どっちも体験しました)、快適に長時間うっとりトラさんを眺めていられます✨✨

 

私も3日間毎日ここに来て長いことうっとりしていました✨

 

こんな感じに見えます(一部しか写しきらないですが)✨

 

ちなみにこのトラさん宅は建て替えかなんかでトラさんたちが他園で過ごしていて、ようやく戻ってきたところのようなので、こういう光景ではもうないのかもですが、あくまでも来園者用屋根の例ってことで♪

 

 

 

アラビアオリックスさんの、屋内部分はこんな感じ✨

 

こんなふうに建物になっていることも多いです✨

 

ワラもりもりで、ふかふか度ではいいですが、滑って転ぶ危険性も高いので砂とかのほうがオススメ。

 

そして狭い💦ま、来園者用屋根&屋内例ってことで。

 

かわいいのいた✨

 

外はこんな感じで、広くもないけど中よりはマシな感じ。木がいいね✨

 

次はアンデスグマさん宅✨広いんだけど、それが見渡せる場所には来園者用屋根は無く、端の方にこれが✨

こんなサイズでも、なかなかに快適で有効✨

 

中はこんな感じ✨

 

小屋からでもアンデスグマさんを観察できましたよ✨

 

 

 

 

先日、知り合いの方が夏休みに名古屋港水族館に行った写真を見せて下さり、結構な雨の日に行ったらすっごい混んでいたそうで、水族館は荒天に強いな〜と改めて✨

 

 

で、異常気象が通常になって行くだろうということもあるのだから、動物園も対策しまくるといいのにとますます思いました✨

 

チューリヒ動物園のように屋根やドームを整備すれば、雨でもレストランが満席だったし(相席してもらって少し会話したのもすごく思い出深い)✨

 

雨でも人気の理由をキュレーターさんに伺ったところ、背景に「アウトドアが盛んでレインウェアを皆が持っている」ということもあるそうですが、日本も相当、キャンプとか山登りとかが盛んになっているのだし✨そーゆー切り口でもイベントできそう✨

 

雨の日のリスザルさん宅@チューリヒ動物園(2012)✨確かにみんなレインウエアばっちり✨

(一人だけフードをかぶっていないのは飼育員さん)

 

 

 

そして、雨の日の行き先候補に動物園が入っているということがまずすごいので、それほどの魅力創りから✨もちろん、シェアピ方面の魅力と居心地の良さ方面の魅力で✨

 

 

まぁとにかく、生き残りをかけた整備は下記の順で大切だと思います✨

1:動物福祉向上

2:雨雪暑寒対策(屋根など)

3:トイレやレストラン

 

 

ということで、2012年と2016年に取材に行った、スイスのチューリヒ動物園の、「来園者用屋根」を一挙ご紹介✨

 

チューリヒ動物園は本当に屋根や屋内が多くて、雨でも雪でも「辛かった」記憶が無いくらい✨✨

 

さらには、例えば類人猿館とかもソファとかあって居心地いいので、建物に入ると同時に上着を脱ぐ人が多くて、「すごいな、長居する気なんだな♪」と感服しました✨

 

 

そんな例がたくさんあるけど、ファイリングしたらあいうえお順に並ぶので、「アジアゾウさん」から!✨

 

屋根っつーか、いきなりドーム✨✨✨動物福祉と学びと快適さで、ま~費用対効果最高だよね✨✨

 

エネルギー消費を批判されるけど、チューリヒ動物園はCO2ニュートラルをとっくに達成済みで、ドームも様々な工夫を実施✨

 

入り口✨この周囲には屋外のゾウさん宅があります✨ま、今回は屋根の話なのでこっちだけ✨

 

快適空間でイスに座ってゆっくりゾウさんを観察できるので、気付きも多そう✨

 

近づいてみるとこんな感じで、手前のお二人はボランティアさん✨

 

ゾウさんのスペースはこんな感じで、外と出入り自由ではないので狭い💦

 

屋根で木漏れ日を再現したのはいいけど、予算が相当かかっています。

 

寝てるし(≧▽≦)

 

ま、できれば起きてて欲しいけど(笑)、「あそこの動物園は行って疲れたら休めるから、行こうかな」と思ってもらえそう♪

 

そしてこんなふうに「1種類の動物さんのところで長々と過ごす」ということを、日本の園館はもっと意識するとガゼン違ってくるはず✨

 

ドーム内にあるゾウさんのプール✨入るか否かの選択権はゾウさんが100%持っています✨リンゴや水で軽く誘導することはあっても無理強いすることは無いです✨

 

2階はおしゃれなレストラン✨

 

そのすごさに腰抜かして下さい(≧▽≦)

 

 

しかもチューリヒ動物園は食材がフェアトレードだったりします✨✨

 

 

今回は「屋根・屋内」がテーマだからその写真だけだけど、動物福祉向上に対する真剣さとかトイレの個室の中にまで詳しい説明が貼ってある熱意とかが根底にあることがまず大事✨

 

 

どうです?動物園のイメージがだいぶ前進したでしょ✨

 

 

チューリヒ動物園の遠路の屋根&屋内シリーズ、延々と続きます✨

 

★チューリヒ動物園の園内マップ

https://www.zoo.ch/sites/default/files/media/file/zooplan_web_20250327.pdf