札幌市円山動物園のゾウさんの、一番のシェアピ・ポイントは「準間接飼育」✨つまり「非暴力」であること!✨
「動物さんと同じ空間に入る=危ないので暴力などで制御する」のが「直接飼育」。
「動物さんと同じ空間には入らないけど(間接)、檻越しに体を”直接”触ってケアなどを行う」ので、「準間接飼育」✨
準間接飼育はさらに、動物さんに圧をかけたり「オラ~!」とか言ったりを、絶対にしません!✨
園館で暮らしてもらってる上に暴力とか圧とかオラ~とか、あり得ないし最悪だし教育に全くならないので自滅の道です。
ということで、札幌市円山動物園の非暴力でやさしい声掛けや熱い選択肢増設などなどを本にしたいな~と思うほどです✨今回はその取材としては行けなかったので(出版社を決めて行かないとダメとのことで)、普通にご紹介✨原稿を用意するより先に出版社決めるとか、売れっ子じゃなきゃ無理でしょ!と思ったけど、よく考えたら以前の取材とゾウさん班リーダー小林さんのご講演で原稿が用意できたんだから、それを持って出版社に売り込みに行けばよかった💦

アジアゾウさんのタオちゃん(撮影時2歳)✨

奥の斜めの棒がある金属の壁みたいなのが、ハズバンダリートレーニングをする施設です✨
ハズバンダリートレーニングとは、動物さんのケアなどを行うために、こちらが望む行動をひとつずつ形作っていくもので、絶対に怒ったり圧をかけたりつないだりしません✨動物さんが自分の意思で参加し、嫌なら離れて行けます✨超シェアピ✨

その壁をPCウォールというので、その説明もあります✨

棒に足を乗せてもらってツメを削ったり、耳を近づけてもらって採血したり✨
飼育員さんが引きずり込まれないように、隙間が狭くしてあります✨

ちゃんと説明してあります✨ひとつ間違っているのは、動物専門員さんたちはゾウさんにこんなふうに背を向けることはないです。PCウォールがあっても鼻が出て来て危険はあるので、常にゾウさんを視界に入れて注意したり複数人で作業をして安全性を高めています✨

タオちゃんとパールお母さん💕「ここのゾウさんたちは今は暴力をふるわれてないんだ♪」と、安心して会うことができます✨
詳しく書けば、ここに来る前に現地で「クラッシュ」という、「子どもの頃に暴力でボコボコにして人に歯向かわないように精神を破壊する虐待」は受けているそうです(TT)。なので当初ついて来た”ゾウ使い”たちがいる時は緊張していて、彼らが帰宅するとホッとしていたそうです(TT)。ホッとしている様子は、暴力をふるう人が決して見ることのない姿ですし、暴力はふるう人も病むので、百害あって一利なしです。タオちゃんは円山生まれなので、ただの一度も暴力は受けていません✨

砂山を満喫するタオちゃん💕一生、暴力と無縁でありますように!!円山にいる間は安心ですが、なんだかんだと他園に行く可能性もゼロじゃないと思うので、全国の動物園を非暴力にする必要があります。
すべてのゾウさんや動物さんに対する暴力が根絶するまで、私は「非暴力」の普及に取り組み続けると、とあるゾウさんに誓ったので、気長に取り組みます✨
動物さんはアザが見えないので暴力が可視化されませんが、以前はショーのためにアシカさんを殴っていたりとか、結構やられています(-_-;)。ゾウさんの場合は「手カギで急所を突く」とか、「”歯向かったらまたやられる”とクラッシュを思い出させるようなことで脅す」などもあります。手カギを見せるだけで・・・なのです(TT)。なので、もちろん非暴力化しているケルン動物園では、「昔こんなひどいことをしていました」という展示にある手カギが、ゾウさんの視界に入らないようにしています(思い出させないように)。
非暴力を望む人が増えるほど、園館もそっち方向に行きやすいので、ぜひ心に留めて話題に出したり要望として伝えたりして頂ければと思います✨
とりあえず、監視カメラを100%設置することで、「暴力の抑止と事故発生時の迅速な救出」を実現するのも、手段の1つとして効果が大きいと考えています✨
★ハズトレについて詳しくは以前の取材記事をぜひ!!✨
★今回の動画✨
★札幌市円山動物園のHP✨