栃木県立博物館で、埋葬されたりキャプションが参考になったりヘビさんの企画展も参考になったり
まずこれが素晴らしい!✨博物館をより楽しむ気になるし、展示物への関心も爆上がりです✨
私はいちいち窓口で確認していてウンザリなので、こうして掲示してあると本当にうれしいです✨
横においてある「みずらカチューシャ」で古墳時代人に撮影グッズと場所、大事
しかも、みずらカチューシャを付けた自分を確認する鏡はちゃんと「銅鏡」タイプ✨テンションますます上がった~✨
トーハクの埴輪展でみずらカチューシャが話題になっていて、密かに「付けてみたい」と思っていた人も多いはず(私も)✨そこに気付く情熱がまた素敵✨
そして栃木県立博物館の一番の素敵さは、説明!✨
ほぼ全てのキャプション最上部にポイントが書いてあり、非常に分かりやすい写真は企画展だけど、常設展示のキャプションにもあります✨
何が見どころなのか、なぜこれがすごいのか、これにはどういう意味や意義深さがあるのか・・・を、一行でパッと知れて、すごく助かるし、楽しさ激アップ!✨
そして、「より詳しくはこちら」みたいのもあって、しかもどれも短くまとまっているので読む気になります✨すごい✨
写真や絵や図も多めで、ますます読む気になりました✨
馬形埴輪さんの後ろ姿もかわいい
古墳にハマって数年、200基近く見て来たけど、葬送儀礼については知らないことばかりで、すっごい面白かった!✨
「掻き出し」も、初めて知ってびっくり!副葬品を敢えて棺から搔き出したような状況があるとのことで、謎いっぱいでワクワクいっぱいですな(≧▽≦)。
そして常設展示も、興味深いものいっぱい!✨トーハクの埴輪展に出張中のも数点あったけど、複製でも置いてあったのが良かったかと✨
縄文時代をグッと身近に感じられる犬さん、かわいいでしょ
「ここからは撮影禁止」なコーナーにも興味深いものたくさんで悶えた。
そして干支企画展、生きてるヘビさんを連れてきていなかったのがまず最高によかったです苦境にある命を見せるのは教育ではなく「逆教育」ですので。
※「逆教育」=「動物さんなんてこんな扱いでいいんだ」と思う人を育ててしまう、保全教育の逆のもの。私の造語です。
学芸員さんが自由に取り組めている感じもして、視点が面白かったですタイトルはもう少し考慮の余地があってほしかったけど。
そして!歴史博物館をかなり楽しんでいる親子を複数見かけたのが結構衝撃だったので(他で見た記憶ほぼ無し)、来館者を育てることに成功しているのでは?と
親御さんたちもちゃんと一緒に楽しんでおられて、そこも大感動・大感服✨
そういう目でチラシ等を見ると、キッズイベントも多い
企画展の、子ども用ワークシートも人気でした
男の子が走ってこれを取りにきて、うれしそうに持って行った姿、泣いちゃうかと思った✨
各所にアンケートが設置してあるのも、前向きさを感じます✨
親子に人気なのは、恐竜の化石とかがある自然史博物館と一体化しているのも奏功していそうです他県も分けないほうが良いのでは?!と、思ったほど✨
そんなこんなで栃木県立博物館は・・・
説明の多さと読む気にさせる工夫、そして展示物の興味深さも濃いので、大人にもかなり楽しい企画展と常設展示で、説明極少かつ絶対に静かに見ろ的な圧と緊張感が半端ない国立の博物館よりずっと面白かった
親子の楽しそうな声が聞こえる博物館、最高大人も楽しく過ごしたい
そうじゃないと、博物館の未来、ますます危ういのでは?!
ちなみにショップも濃いし、店員さん(ボランティアさんも手伝っていて、そのフレキシブルさも素晴らしい)が古代人の扮装をしていたのもしびれました✨
これ買った✨
この一筆箋も買えばよかった✨