去年から一人で勝手に始めた「シェアピ大賞」✨
シェアピ=シェア・ザ・ハピネス・ウイズ・アニマルズ=動物さんとの幸せ共有体験=楽しい保全教育=園館と保全活動の任務かつ振興策✨
ということで、園館(動物園や水族館等の動物施設)の取り組みの中で、「シェアピった!✨」と思ったものをご紹介♪
ま、今年は博物館のほうの知見を一気に蓄積する年だったし(119回訪問)、執筆を進めたいこともあって園館にはあまり行きませんでしたが(23回)💦
しかも今年は、2年目にしていきなり例外(現場を見ていないけど表彰したい)を発生させたくて・・・それほどの取り組みがこちら✨
★現場見てないけどまじシェアピった大賞★
「ゾウさん宅の緑化@到津の森公園(福岡県北九州市)」!✨
ゾウさん宅の緑化、超重要事項ながら、すごい難しくてなかなか実現せず(草を引っこ抜いたり踏み固めてしまうので難しい)💦
なので、到津の森公園のブログを見た時は本当に感動しました!✨
さすがのぶよっしー&森田さん✨
このお二人には、弥生いこいの広場のニホンザルさんの居場所作成でも多大なるご助力を頂きました✨
いつも本当にありがとう!✨そんなふうにのぶよっしーの仕事ぶりをガン見したり取材したりしてきたので、ゾウさん宅の緑化で何をどうしたかがよく分かるというのも、「現場見てなくてもすごさが分かる」理由です♪
では、園のブログが3つあるので、ガン見してシェアピって下さい✨
みんなで植樹していて、「参加」の機会まで創出して人を育てていて、超絶シェアピ✨
サリーさんが枝葉で身体を掻いている様子に、他のゾウさんたちもこうしたいはず!と思いました✨
また、ユッカという植物が嫌な様子、もはや話しているかのように伝わってきますね✨動物さんたちは、こうして伝えてくれているんですよ✨
このブログも含めて、ぶっちぎりの素晴らしさです✨
「緑化+参加+発信」というこの取り組みが、全国各国に広まりますように!✨
そのためにも、もちろん取材に行きたいと思ってはいますが、再来年まで予定が埋まりそうな状況なので、どこかにねじこめるかどうか・・・うれしい悲鳴ですね✨
のぶよっしーの取材記事&取材動画もめっちゃ参考になるので、ぜひ!✨
到津の森公園の取材動画、他の飼育員さんも含めて25本あるので、下記一覧もぜひご覧ください✨
★現場を見た中でのシェアピ大賞★
「草バケツ@弥生いこいの広場(青森県弘前市)」
言うまでもなく多くの動物さんは植物と生きています✨
でも、園館の動物さん宅に植物を用意するのは結構大変💦なので、取り組んだり継続している飼育員さんがいたら大絶賛です✨
そんな中、弥生いこいの広場のナベさんが思いついたのが、「バケツに土ごと草を入れて動物さん宅に置く」というナイスアイデア★すぐできる・すぐ交換できる・動物さん大活用✨動物さん関連ではないところから来た方だからこそ出たアイデアでしょうか✨
当然のことながら、ニワトリさんたちも「草をつつきたい」のです!
そして、バケツの重さで引っくり返る確率が減るのもよいですな✨たまに引っくり返ってたけど、それほど活用したんだなぁと✨
バケツが金属製でプラスチックじゃないのも大事✨
キンケイさん宅では、人目を避けてじっくり草バケツを活用できるように、あえて掲示物の裏に設置したそうで、ますますシェアピ✨
ちなみに室内開放もばっちりでシェアピ✨
こちらは正確には「草トレー」ですな✨カメさんが食べやすいように低い容器でシェアピ✨
カメさんも、「草をくいちぎる」という本来の行動をしたいのです✨
水鳥さん宅にも設置して、活用されていましたよ✨
「草地」にするのがすぐには無理でも、これだけでも、あると無いとでは大違いです✨
草バケツを用意しているところ✨敷地内の草を土ごと入れるだけ✨バケツだから運びやすいし✨
草の毒性だけは超絶要注意ですが、植物の知識は果てしなく必要なので(見た目での判断は危険で学名で判断すべしとのことです)、本当はプロと契約できると最高です✨数県共同で雇うとか、日本動物園水族館協会が雇うとかしたら、すっごい実利特大です✨
自然療法家の加藤志乃さんに相談してみては?
★シェアピ団体賞★
「飯田市立動物園(長野県飯田市)」
講演とアドバイスをさせてもらったから持ち上げてるとかじゃないですよ(笑)。私は恩人には「厳しく見る」ことで恩返ししますので(≧▽≦)。なのでいきなりまた言いますが、こういうイケイケドンドンな時こそ、事故に超注意ですよ✨
と、勢いが心配になるくらい女性飼育員さん6名で熱く「なんとかしよう」と行動していて、シェアピでした✨園長さんと社長さんがそれを邪魔とかしないで前向きに捉えているのも素敵✨
動物さんの選択肢を増やす取り組みも熱いですし、特に感銘を受けたのは、アドバイスをしても「う~ん、無理です」的に流す人が多い中、ここの飼育員さんたちは教わったことを何とか実践しようとするし、分かるまで聞いてくれるというところ★
ついに、ぶっちぎりで日本一の大牟田市動物園の背中が視界に入る園館が出てきたのかも?!と、わくわくしました♪
詳しくはブログに書きましたので、ぜひご覧ください✨
★できることをしていますシェアピ賞★
「インドサイさんに放水@東山動植物園(愛知県名古屋市)」
年々、夏の暑さの危険度が高まり、この訪問日(8月!)も本当にやばい感じだったのです(-_-;)。
なので、「サイさんが活用できる放水」という選択肢を自力で形にできる・実行に移せる飼育員さんがいてくれて、ほんとによかったなぁ、シェアピだなぁと✨
こちらには日よけも設置予定とのことでした✨飼育員さんがそうしたいと言ったら即答でOKを出せる組織であるほうが(それだけの知見をバックグラウンドに持った上で)、炎上とかも避けられますよ✨
室内開放でシェアピだし、インドサイさんは足に影響が出やすいので、ワラなどが敷いてあります✨
★ショップがシェアピ賞★
「盛岡市動物公園ZOOMO(岩手県盛岡市)」
ショップで、「こういうのは売らない」という基準があるのがシェアピ✨
園館のショップは、本来なら保全教育を発揮しまくる場なのです✨
プラスチック製品を売らず、オーガニックやフェアトレードや地産地消など、商品の「向こう側」の動物さんの幸せにつなげる✨
自分の消費活動がそこにつながっているんだと知り、行動を変える人を育てる✨
ZOOMOがそこまで行っているわけではないのですが、基準があるというのが、さすが✨。なので、そこも含めての表彰です✨
組織であれこれするんだから基準があったほうがいい場面も多いわけで。でも、基準づくりをしたがらない。自信が無いから?無いなら知識を増やしてアドバももらって皆で話し合って作っていけばいいだけのこと。
ま、ZOOMOがそうやって決めたかは知らないですが(≧▽≦)、動物さんのイメージを損なうようなものは置かないなどの基準、大事です✨
以上です♪
去年は自画自賛賞が多かったように思いますが(笑)、今年はそれが無いのが自分にがっかりですな(-_-;)。来年はがんばります~(^^;)。ま、地味に着実に前進したので、そこはシェアピ大賞級かも(≧▽≦)。
去年のもむっちゃ参考になりますよ✨
今回の記事を読んで下さった皆さんも、ぜひこういう視点で園館を見て、こういう方向で応援して頂けますと、そういう方向に園館が変わっていけますので、ぜひぜひ✨
そして、今年お世話になった園館人の皆様、ありがとうございました✨