香害、動物さんにも要注意☆+海外の園館が伝えていること+ゾウさんの話★ | 「シェアピ式」と「育伝式」で動物さんと考古学を応援★

「シェアピ式」と「育伝式」で動物さんと考古学を応援★

新しく楽しい手法である「シェアピ式」と「育伝式」で、動物さん・動物園水族館・保全活動・保全教育・SDGs・博物館・エジプト考古学等各種取り組みをサポートします♪

(2023.3にnoteに書いた記事を引っ越したものですが、普遍的な内容ですので★)

 

ウガンダの野生のゾウさんたち♡

 

 

すさまじい強さ

先日、街の獣医さんから帰宅したら、

ネコさんに甘い匂いが・・・(-_-;)。

これだけ香害の認識が広まっても

いまだによく宣伝している、

香料をウリにする洗剤の、

特徴的な甘くて嫌な匂いです。
化学的な匂いが大嫌いな私にとっては、

ただの悪臭です。

ネコさんを保定する係の助士さんが、

ユニフォームをそういう洗剤で

洗濯してしまったのでしょうが、

その匂いはすなわち化学物質ですので、

我が家の大事なネコさんに付けるなんて、

許し難いです。


舐めたらもちろん、

嗅ぐだけでも体内に入ってしまっていますので。

 

慌ててお湯で濡らしたタオルで拭きましたが、

強力でなかなか取れず、焦りました。

嗅覚が弱い人間でも気持ち悪く思うのですから、

動物さんたちにはどれだけ迷惑なことか。


化学物質ですので、下手したら健康被害に

つながる可能性だって大いにあります。

 

後日また同様の被害があったので伝えたところ、

そうした洗剤は使用しておらず、

ハンドクリームではないか?とのことでした。


何にせよ、香害です。

 

なので、そうした洗剤・ハンドクリーム等々は、
動物病院では禁止事項にしてもいいと思います。


同じく飼育員さんや園館人さんも、

禁止事項でいいです。


幸いと言うかさすがと言うか、

今までに飼育員さんや園館人さんから

変な匂いがしたことはないです♪

 

喫煙者はいまだいるので、完全禁煙も必須です☆

 

メルカリで服を買うと、

毎回必ずこれと同じ匂いがして辟易します。


その匂いが取れるまで、

外食には着て行けません

(隣の人に申し訳なくて)。

最近買ったパーカーなど、

4回洗ってもフード部分の匂いが取れず

(構造的に溜まるのでしょうか)・・・

 

捨てようかとも思いましたがもったいないので、

風や日に当てたりして、

今度5回目の洗濯をします(-_-;)。
(※追記:その後、何回洗濯しても取れません)

メルカリでもついに問題視され始め、

商品説明に「そういう洗剤では洗っていません」と

明記する人も出てきました。

 

人を育てることがメインの任務のひとつである園館も、

園館に来るときは、

そういう洗剤を使用していない服を選ぶと、

動物さんの健康にも良くてシェアピれます」と、

伝えるといいと思います☆

 

また、「他のお客さんのご迷惑になるので、

やめてください」も、アリだと思います。


化学物質過敏症の方にとっては

命に係わる問題ですので。

 

それに、環境に配慮した洗剤、

たくさん売っているのですから♪


そういうのを紹介するのも、園館の任務です☆

 

海外の園館は、商品名まで名指しして

「こういうのを買わないで」と伝えています☆

例えばロンドン動物園の両生類爬虫類さん館

(ハリー・ポッターに出てきたところ)では、

ヘビさん宅に「大型ヘビの皮の取引」という

タイトルの掲示があり、

プラダのバッグなどの写真が載せてありました。


そうした取り組みに対するお客さんの反応について、

担当飼育員さんに確認しましたが、

そういう情報は講演やアドバイスにて

お伝えしています。

 

 

 

写真の説明♪

ウガンダの野生のゾウさんです♡

匂いの話・・・ということで思い出したのが、

「ウガンダの野生のゾウさんたちが、

道を選んでウンコをしているように思えた」

という経験です。

 

道だからウンコがよく見えただけで、

同じくらい草原でしているけど

草に埋もれて見えていないだけかもですが、

道ですると風に乗って匂いが運ばれやすいように

見えた・感じたのです。

 

ウンコの情報も大事な要素なのだと思うので、

ゾウさんは道を選んでいるのかもしれないなぁと。

 

そんなことも見て感じて

想いをめぐらすことができるので、

やはり現場に行く意義は絶大です♪

 

「道にウンコ」の写真も撮ったはずなのですが、

ざっと見た限りでは発見できず💦。


ということで、ウンコ無しの

「道とゾウさん」になりましたが、

野生のゾウさんに出会っていつも思うのは、

「家族で生きている」ということです

(大人の男性ゾウさんは単独生活)☆

 

なので、

アメリカの動物園水族館協会所属の動物園では、

園で暮らしてもらうゾウさんの数を「3名以上」と

定めました。

もちろん3名以上なら何でもいいということではなく、

相性もよくよく見て対応せねばですし

施設環境も超重要ですので、

そうしたことも含めて、日本の動物園も、

柔軟かつゾウさんも人も幸せになれる対応が

できる日が来るよう、真剣に応援しています☆