園館コンサルティング、めっちゃ楽しい☆ | シェアピ式

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新しく楽しい手法である「シェアピ式」で、動物さん・動物園水族館・保全活動・保全教育・SDGs等各種取り組みをサポートしています♪
※5/21リモート講演、6/8リアル講演の予定♪

とある園館(非公表)とコンサルティング契約を結ばせて頂いて5年になります♪

 

本当にありがたいですし、めっちゃ楽しいです♪

 

コンサルティング内容は、シェアピ式園館活性法に基づくアドバイスです♪

※「シェアピ(動物さんとの幸せ共有体験=楽しい保全教育=園館のメインの任務)」

 

一言でいうと「動物福祉向上の取り組みとその発信でお客さんを育てて活性化する」ためのアドバイスで、具体的には下記です♪

 

・動物福祉向上

・発信の仕方

・飼育員さんたちが意欲と能力を発揮できるように

・上記すべての根幹を成す考え方

・お役立ち情報

・その他なんでも

・年1回現地でのアドバイスと講演

・毎月電話でアドバイス

 

もちろん、契約書にはきちんと明記してありますが、だいたいこんな感じ♪

 

例えば今月は電話でアドバイスをさせて頂きましたが、先月のシェアピおためし講演会での小林さん(円山動物園)のお話や、ビジネス雑誌で得た話がこの園館に合っていそうだったのでそのことや、飼育技術学会大会でいろんな方とお話した中でこの園館に有効そうな内容・・・などをお伝えしました♪

 

他に、近況報告を頂いたり、お考えを聞いたりする中で、「お互いアラフィフで疲れますが(笑)、一緒にがんばって行きましょう♪」といった対話もあるのですが、そういうこともすごく大事かつ有効だと思います♪

 

特に管理職の方は、そういう励まし合いとかを直接対話でする機会が非常に少ないので、そういう会話で元気や前向きさをチャージするだけでも意義深いかと♪

 

もっと実際的な点で言えば、私に話すことで考えが進んだりまとまったりナイスアイデアが出たりするので、その有効性も大きそうです♪

 

さらに今回は、今すぐ有効そうな話だけでなく、今後を長期的に見てどうして行くのか、そのために今何をするか?なども話せて、これからがますます楽しみでした♪

 

 

園館名非公表なので、そこの写真ではなく、全く関係ないけどチューリヒ動物園の「マソアラホール」=大きなドーム内の木の上からお客さんを見ているアカエリマキキツネザルさん♡

(チューリヒ動物園は2012年と2016年に取材☆)

 

 

 

コンサルティング契約のきっかけは、その園館の方々が、私が2018年に全国各地で行った講演に来て下さったことです♪

 

どの業界や他園館もそうですが、やはり現場や組織はそうそうホイホイ変われるものではないので、最初のうちは「本当に役に立てているのかなぁ・・・(^^;)」とドキドキでしたが、5年経って思うのは、「着実に前進していて、本当にすごい!!」ということです★

 

そもそも管理職の方がシェアピ式園館活性法での改善を望んで下さっているので(すっごい先進的でしびれます!)、「動物福祉どんどんやって下さい」モードですし、そのために必要なんだけど一番ハードルが高い「増員」まで実践!!

 

日本各地の園館で話を聞く中で、管理職や組織の「動物福祉向上に対する理解の無さ」と「増員は無理」ということに苦しんでいる飼育員さんたちをイヤってほど見てきました。「動物福祉向上の取り組み」も「増員」も、園館の継続と発展における根幹中の根幹です★

 

なので、そこの無理解は飼育員さんたちを苦しめ、モチベーションを下げ、自滅が加速するだけです。

 

なのにまだまだそんな園館が普通にある中で、私のクライアントさんは、コンサルタントを雇ってまで「動物福祉向上の取り組み」を推進したいと考え、どの園館も超嫌がる「増員」を実現し、「可能なら全員正規採用したい」と常に考えていて・・・他園館で苦しんでいる飼育員さんたちからしたら気絶しそうに羨ましい上司だと思います♪

 

特に「増員」は、全国各地で「絶対にイヤ」(人件費が一番高いから)と耳にしていたので、小さい園館であるクライアントさんはますます無理なのだろうなぁ・・・と。でも、そもそも日本の園館は飼育員さんが欧米の半分とか3分の1しかいないのだし、飼育員さんの増員は園館の根幹を成す、絶対的に必要なことなので「増員を」とお伝えし続けていたら・・・実現して心底驚きましたし敬服マックスでした★

 

でも、管理職ってそういう評価をされることがないという苦悩もあるので、私一人だけだとしても、その人の仕事ぶりがいかに先進的で素晴らしいかを理解・評価している人間がいるということは意味があり、コンサルタントがいる意義はあるかと♪

 

飼育員さんたちも、じわじわと「シェアピ式」を理解して下さって、「伝え続ければ伝わるんだなぁ」と感動したこともあります(TT)。

 

コンサルタントって、なんでこんなに大勢いるのかな~と思っていましたが、最近はその理由がよく分かります♪

 

めっちゃ楽しいし、すごい幸せをもらえます★

 

クライアントさんの現場が一歩ずつ前進していく様子を、中と外からガン見できてうれしく幸せだし、それに自分が少しは役立てているなんて、本当にうれしく幸せです♡

 

現場と組織の皆さんと、その向こう側にいる動物さんたちの役に立てることを仕事としてできるなんて!♡

 

日本の園館は、まだまだ外部のプロを雇う文化が無いに等しい状況ですが、いろんなプロを雇って前進していくのが向いていると思います。なんせ、無限にやることがある仕事なので!

 

特に管理職の方々は、やることと責任が多いので、いろんな人のスキルを活用することは、メンタル的にもいいように思います♪一人で全部は体得できないのですから、いろんなプロにアドバイスをもらった上でご自身で判断するのが、誰にとってもいいかと♪

 

どの園館もリッチではない中でコンサル料を出して下さっていて本当にありがたいですが、その甲斐はあると思います♪

 

ありがたいことに来年度も契約して下さるそうですので、うきうきルンルン張り切って、動物さんたちと職員さんたちとお客さんと設置者さん等々の幸せと実利が増えるよう、がんばりたいと思います♪

 

ちなみに以前は「園館コンサルタント」という肩書も使っていましたが、「コンサルタント」のイメージが非常に良くないので「園館アドバイザー」とまろやかにしています(≧▽≦)。

コンサルタント、いい職業だと思うんだけどなぁ・・・♪

 

コンサルタントって、「現場で働いていないくせに正論押し付けてくる」みたいなイメージがあるのかもですが、「外からだからこそ見えること」って、やっぱりあるんですよ♪しかも、その業界全体に詳しくなるほどの知見等を積み重ねて来てる人だし♪

 

それに実際は、「どうしたらより良くなるかを、一緒に考える人」だと思います♪

 

管理職や設置者も含めた現場の皆さんが、忙しくてアプローチできない情報や人脈や解決策を惜しみなく持ってくる人でもありますし♪

 

「偉そう」みたいのは私は特に無いどころか、クライアントさんが私の発信を見て下さって、体調不良とかへこんでるとかを心配してくださって・・・クライアントさんに心配かけるなよって感じですが(^^;)、私はどの仕事も上下関係があるわけではなく仲間だと思っているので、ありがたく心配して頂いています(≧▽≦)。

 

そんなふうな関係性だからこそ、より愚痴も言いやすいかと♪

 

例えば世代間の価値観の違いというものはどの時代にもあり、その相談はこの十数年いろんな園館から常にあります。私とクライアントさんは同世代なので、今の若い飼育員さんの価値観に「え?そうなの?」と驚いてしまうこともあり、つまり共感することができます。そしてコンサルタントですのでそこから一歩でも先へと考え、「今の若い飼育員さんの価値観の中で、意欲と能力を発揮してもらえるようにできるといいですよね♪」と言います♪ま、言うだけで実際どうしたらいいのかな~は、これから考えますが(笑)、でも「愚痴の共感で安らいで頂く&前向きにとらえて頂く」だけでも有効かと♪

 

と書くとクライアントさんに合わせて共感を演出していると誤解されそうですが、そういうウソは付けないので、私もいろんな園館の若い飼育員さんの価値観や他業種の若い方の価値観を聞いて「マジか」と思うことがあります(笑)。でもきっと、私たちの上の世代は、私たち世代に対して「マジか」と思っているはず(笑)。その繰り返しだし、価値観が変化していくのは当然だし、どの世代だろうと幸せに過ごすには自分の価値観が根本的に大事なので(ハラスメント等につながるものはアップデートして頂かねばですが)、「驚くけど、今の若い飼育員さんの価値観がそれなら、それを尊重したい」と考えています♪

 

 

あと、コンサルタントは「高い」というイメージもありそうですが、有名なコンサルタントの方が、「コンサルタントは外部にいる副社長のようなもので、副社長の給料を考えたら非常に安くて得」と書いていて、なるほどと♪

 

 

園館コンサルタント、あと100人くらいいれば日本の全園館をカバーできるので、まずは「コンサルタントを雇う」という習慣づくりから必要ですな♪

 

私の契約が増えるとまたイメージが違ってきそうですので、そのためにも、ご興味がおありになる園館人さんはお気軽にお問い合わせください♪と、最後は宣伝になってしまいましたが(≧▽≦)、個人契約も以前はありましたので、組織でも個人でもグループでも、ご質問お待ちしております♪

 

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