こんにちは、オーガニック&フェアトレードシアバターShea Dream® の伊藤です。
青山にある根津美術館で開催中の曼荼羅展
に行ってまいりました
最近、数年に渡る改装が終わりリニューアルオープンした根津美術館。
美術館自体はこじんまりとしていますが、都心にありながらとにかくお庭が素晴らしい。
和とコンテンポラリーが見事に調和した回廊を抜けると・・・
美術館に到着。
館内は撮影禁止でしたので残念ながら写真はないのですが(しかし、展示物にバシバシ携帯カメラで写メをとっているいい大人が結構いて、非常にびっくりしました(><) )
とても見ごたえのある素敵な展覧会でした。
曼荼羅とは?
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Mandala(マンダラ)とはサンスクリット語で〈真髄・本質を得る〉ことを意味し、密教が説く信仰世界を視覚的に表したものを指します。日本において「曼荼羅」の語は、密教の曼荼羅のみならず、浄土を描いた図絵、さらに神仏習合思想に基づく絵図に至るまで、信仰世界を意味する絵画に広く使われています。
本展では、根津美術館コレクションより、日本中世の密教曼荼羅や尊像画、浄土曼荼羅、垂迹曼荼羅など選りすぐりの絵画作品約40件を展示いたします。このうち重要文化財の「大日如来像」と「愛染曼荼羅」は、近年行われた修理後、初めての公開になります。
夏のひととき、崇高で力強い、仏画の宇宙をご体感ください。
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(根津美術館サイト解説より)
曼荼羅というと、よくある丸に仏像が入っているものがいくつか並んだものが曼荼羅だと適当に思っていたのですが、イヤイヤ、超巨大な平安絵巻の地図のような家の俯瞰図のようなものや、予想外の生き生きとした絵がたくさん展示されていたのが驚きでした。
曼荼羅も、常設展示の仏像も、パワーが凄くて「コレ、普通の家には飾れんな・・・もし、この2mある毘沙門天像を飾ったりしたら一体どうなるのかしら??」など、楽しい空想をしてしまいました(笑)
我が家にもアートギャラリーノルブリンカ さんで譲っていただいた薬事如来の曼荼羅がありますが、それは若い駆け出しのチベット絵師さんが書いたフレッシュさと大雑把さ、明るさが前面にでている絵で、今の我が家にはぴったりの絵なので、やはりウチを選んで来てくれたのかな?と絵に思いを馳せたりしました。
数々の素晴らしい美術品を堪能したあとは、これまた離れにあるハイパーセンスなカフェで、おきまりのゆずスカッシュを頂きました
アートは、なくても十分生きていけるけれど、だからこそ、何というか、心のエネルギーをチャージできる、素敵な時間だと思います。
素敵な庭園には、17世紀のアジアの石像とかがサラッと置かれていたりするので、また少し涼しい季節になったら子供も連れて行ってみたいと思います。
ではまた