こんにちは、オーガニック&フェアトレードシアバターShea Dream® の伊藤です。
去年夏、ウガンダに出張時にしたかった事、それは現地の本屋さんで子供用の絵本を買いこむ事でした。
現地とはいっても、首都の大きなショッピングモールに入っている本屋さん。
こちらで言うと、県庁所在地のデパートにある紀伊国屋などの大きい本屋さん、といった感じでしょうか。
品揃えも欧米ナイズされていて、陳列されている半数以上が白人向けのアニメイラスト絵本
いぇーー私が欲しいのはそんなんじゃないのよっつ!
と店で叫んではいないのですが、きっとブツブツ呟いていたハズ。
キッズ絵本コーナーを必死で漁る30代のアジア人、不自然ですヽ(;´Д`)ノ
と、僅かながら、ちょこちょこ出てきました~
向こうの本は、絵がリアルです。
ストーリーも「この悪いレオパードに先日ウチの家畜を食べられた、いや~ウチは子供達が食べられそうになった」とか、リアルです(笑)。
肉食動物は動物園で観賞する為のものじゃない、うかうかしてると食べられるから気をつけよう!と正しい情報を家庭で幼児期から教育しています(笑)。
そんな書店クルーズの中、とっても素敵な絵本を見つけました
絵がカラフルで美しく、ストーリも子供と読むのに素晴らしい内容。
ハンダちゃんがお友達のアケヨちゃんにフルーツを持って行こうとテクテク歩いて行くのですが、道中いろんな動物がやってきて食べてしまい、アケヨちゃんの村に着くころにはすっかりカゴは空っぽになってしまいます。
でも、最後にヤギが走ってきてみかんの木にぶつかり、バラバラとカゴに落ちてきて、最終的にはアケヨちゃんも大好きなみかん山盛りのカゴになっていて、びっくり!美味しいね♪と仲良く2人で食べるお話。
そして、絵を見ていて、2012年時点でのウガンダ農村の風景にとても似ていて、細部まで克明に再現されているのには感嘆しました。
そうそう、こういう茅葺屋根で、外では自分達が自給自足する分だけの少量のニワトリ、綺麗に洗ったお皿を天日干ししている棚、ペット(?)の犬、子供をおんぶした子供、等など・・・。
それらが色とりどりの美しい絵で表現されているので、素敵です
村の雰囲気や女の子の顔つき、とっても親しみがあるなーと思っていたら、やっぱりこちらの絵本は、お隣ケニアのルオ族の村をモデルに描いたストーリーとの事。
やっぱ東アフリカつながりね~
ググったら、日本語版もあるようですが、タイトルはズバリ「ハンダのびっくりプレゼント」。
あんまりにもダサい日本語タイトルにこっちがビックリだわ!
Surpriseって、「びっくり」だけじゃなくて、もっと「ドキドキするプレゼント」とか、大好きな人を喜ばせようと色々仕込むとか、いろんな事がいっぱい詰まっている素敵な言葉だと思うの。。
ちなみにウチは簡単な内容なので、英語でそのまま読んであげています。
寝かしつけの時に下の子も一緒に他に数冊他の英語の本と一緒に読み聞かせるのですが、二女はわからないからか割とすぐ先に寝落ちしてくれるので助かります(笑)。
マニアックですが、おススメな本です
ではまた