2013年のこと9 | わがまま母の記録ー認知症ー

わがまま母の記録ー認知症ー

父が亡くなり、母の面倒を一人っ子の私がみないといけなくなりました。この母が、かなり困った人なのです。

父からの電話で実家に駆けつけたら、母が部屋の奥で倒れていた。車椅子が入って行けない場所だったので、父は母の様子がわからず、呼んでも返事がないから私に電話したと言う。

呼吸はあるが、意識がない。救急車を呼んだ。

救急車が来て、隊員が呼びかけると徐々に意識が戻ってきた。で、
母「もう大丈夫、病院には行かない」
なんと、救急車への乗車拒否。
意識なくなっといて、大丈夫なわけないやろ!と言う、私や父の説得も聞かず。
救急車は諦めて帰りました。

心配だから一応病院行こうと説得を続け、その夜なんとか救急病院へ連れて行きましたが、頭のMRI撮っても異常なし。血圧も正常。
ヒステリー起こして倒れたのか、急に血圧が下がって倒れたのか、原因はわからず。

母を病院に連れていってる間、父の世話を夫に頼んだ。晩御飯もまだだったから。男同士で気がゆるんだのか、父がポツリ。

父「こんなことなら、結婚するんじゃなかった…」

夫は、どう答えたらいいんだろう?とすごく困ったそうだ(笑)

もし、母の意識がないうちに救急車に来てもらってたら、強制入院させれたのにな。そしたら認知症の検査も受けれただろうに。残念。