ショートステイ3日目 | わがまま母の記録ー認知症ー

わがまま母の記録ー認知症ー

父が亡くなり、母の面倒を一人っ子の私がみないといけなくなりました。この母が、かなり困った人なのです。

母に持って行った荷物、昨日は渡さず、今日渡してみたそうだ。娘が届けに来たと気付いたら、「会わずに帰った!私を置いて帰った!」と激昂し、「コンナモノ!!」と投げられるのではないか?と危惧したそうだ。

そのくらい、昨日は母が荒れていたということだね。

どうなるか?と思いきや、「あ~これで○○(昔住んでいた場所)に帰らなくていいわ~」と喜んだとか。職員さんたち、あれ?って拍子抜けしたらしい。でもそこでなぜ○○になるんだ?
父の遺影は、抱きしめて泣いて喜んだそうだ。
室内用靴の用意が間に合わなかったのだけど、母は下の階に降りて「届くのを待ってるの」と言い、戻ろうとしなかったらしい。それで施設の靴を貸したら「ありがとう、ありがとう、△△(現在住んでいる市)に来て良かった~」ってとても喜んだらしい。

…なんか、別の人の話を聞いてるみたいなんですが。

家族に話したら、
長女 「えっ、そんなおばあちゃん想像できん…」
夫 「外面いいからな。手の平返した時がこわいな」
なるほど。

実家で、生鮮食料品、母の雑記帳、住所録を回収。
新聞を解約、包括センターに入所を報告、実家マンションの管理人さんに報告。
見学した他の2つの施設にもお断りの電話。

夜、母の雑記帳を開いてみた。前半は日記になっていた。
ここ1ヶ月は、鬱っぽいネガティブな言葉と、人を罵倒する言葉が並ぶ。怒りを抱え、閉じこもって居る様子がよくわかる。読むだけで生気を吸い取られるような気がした。家族には読ませたくない。遺したくもない。いつかその時がきたら母のお棺に入れて燃やしてしまおう。

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