母のいない実家に行き、生ゴミを片付けた。
冷蔵庫には、私が差し入れた惣菜しかなく、冷凍庫は氷のみ。自炊できなくなってたんだね。
母の着替えを探すが、たんすの引き出し・衣装ケースはタオルだらけ。服は一組しか見つからない。とっかえひっかえ着てたんだろう。その下着も夏のものだ。
ショートステイの契約をした。身の回りのものも持っていった。30日が限度で、次の利用は3週間あけないとできないそうだ。母はもう独り暮らしはできないから、30日以内に入居手続きをすることになる。あ、でも30日後って正月だから、年内にしないといけないかもね。
母は、昨夜は安心してグッスリだったそうだ。でも朝になると帰宅願望が出て、「こんなところに置き去りにされた!」と激昂したり落ち込んだり、非常に気分の波が激しく、コロコロ変わり、食事もあまり食べないらしい。
あらら~。でも、想定内。
他の入居者に話しかけられると答えるし、職員とも昔の話をたくさんしたそうだ。配膳の手伝いも自発的にしたらしい。
う~ん、これは意外。閉じこもってた反動?周りに良く思われようと必死?注目されてちやほやされるのが嬉しいのか?
担当の介護士さんによると、閉じこもるタイプより断然関わりやすいそうだ。だが、帰宅願望と私への攻撃があり、落ち着くまでしばらく会えないと思って欲しい、数ヶ月単位かも、と言われた。
施設の人はハッキリとは言わなかったが、よほど私の悪口を言ったようだ(笑)
会えなくてもいいよ。誰かが代わりに面倒みてくれるんなら、ぜ~んぜん構わない!
職員さんに、感心したように言われたことが一つ。
お年よりは、急に状態が変わります。こんな人じゃなかったのに、と受け入れられない御家族が多くて、対応が難しかったり遅れたりして、本人も御家族も辛い状態になって、こう言ってはなんですが、もうボロボロの状態で入居する方もおられます。これだけ娘さんが受容できてると職員の私たちもやりやすいです。状況についていけてないのが、本人だけですからね。
そりゃ・・・ねえ。
父が死ぬ前の母の荒れ様がすごかったから。いつかまた荒れると思ってたもん。自己中もわがままも、認知症になる前から相当ひどかったしさ。慣れてるというか、割り切ってるというか。
そうでないと、あの母とはやっていけない。
電話安否確認サービスを解約。
数日前に、母に電話してくれた叔母に報告。これで父方の親戚には母の事が伝わるだろう。
にほんブログ村