2020年12月5日(土)練習報告 | 上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海在住日本人中心の混声合唱団。
1995年に歌好きがあつまり始まり現在にいたる、歌好きが集まる合唱団。
それが「上海コールプラタナス」!
団員大大募集中、一緒に歌いませんか?
下記までお気軽にご連絡下さい。
shchorus1995@yahoo.co.jp

 

1.        概要

日時:2020年12月5日(土)16:00~19:00

場所:上海グランドミレニアムホテル虹橋2階会議室

参加者:指揮 --- 1名、伴奏 1名(Sさん)、ソプラノ 7名、アルト 7名、テノール 6名、ベース 7名、見学 3名、合計 32名

 

2.        感想

本日前半は2列で向かい合って、他の皆さんの表情や音色に意識を向けながら歌う練習をしました。後半は本番の立ち位置で練習し、並び方の違いで聴こえてくる他のパートの音色も変わることを感じました。本番まで残りわずかですがハーモニーを聴きながら歌うことを意識して頑張りたいと思います。

練習の後は慰労会があり、今年上海に戻ってくる際にアクシデントに見舞われた方々や、早くから上海に戻ってきていた方々、ZOOMで練習した日々を楽しく振り返る機会になりました。企画・準備・協賛してくださったみなさま、ありがとうございました。

 

3.        練習内容

1)        発声練習

・歌声にせずにあくびをするイメージで声を出してみる。高い音から低い音へ。反対に低い音から高い音へ。この声できよしこのよるとAve Verum Corpusを歌うイメージで。

・胸の上あたりに手を当ててみて、響きを感じながら声を出してみる。

・声を当てる位置をイメージした発声練習。

 

2)        きよしこのよる

和音が体・頭の中にずっとあるように、自分のパートだけではなく、他のパートの音を良く聴く、特にベースの音を意識して歌う。

・ベース:ソプラノ・アルト・テノールの3パートを支える気持ちでどっしりとかっこよく滔々と。

・1フレーズずつ、気持ちを切らさずにうたう。

・ソプラノ:3小節目の「ほしは」の高さの意識を持ちながら歌い始める。

・全パート「ひかり」で下がらずに上がっていく。「すくい」の「い」も頬骨を上げて。

 

3)        もろびとこぞりて

・男声:「主はー主はーー」のオクターブ跳躍を切らずにきれいに。

 

4)        Leise rieselt der Schnee

せっかく3言語なので、各言語の違いを感じてもらえるように歌いたい。

ドイツ語は二重子音は音符が始まる前に発音する。母音が音符の長さになるように。

英語はドイツ語程ではなくていいが母音を豊かに。

・6小節目から7小節目への子音のつなぎを意識する。

・英語3小節目の「silence」のceが聴こえない。

 

5)        Ave Verum Corpus

神聖な感じから始まり後半は明るく未来に向かっていくような雰囲気。ラテン語の曲で、sanguineは水のことで、意味が分かるところだけでもその単語のイメージを持ちながら歌う。

・フレーズはプチプチ切らない。特に6小節「Corpus」のpusを揃える。

・ソプラノ:37小節「inmortis」はつなげる。ソプラノが伸ばしているところで、他のパートの音色が動くのを感じる。

・ピアノの音は各パートが歌う音なのでしっかり良く聴いて、響きを使って歌う。

 

6)        你把我灌醉

高級なバーでワインを傾けているようなイメージをもって。

・指揮をしっかり見て走らないように。

・1B’ テナー:レガートで語るようにイメージで、mfは声量ではなく雰囲気で。

・1C’ テナー:「心碎」のファは音が下がっても声量をキープ。

・ベース38小節:「有罪」の声量を保つ。

・アルト40小節: 「你把」が大事。準備してしっかり入る。

・Inter1:メゾピアノに近い声量で50小節までは我慢して声量大きくしない。

・2A:「tatata」は口を横に開かずに、しっかり歌う。

・ソプラノ53小節:もう少し高く音をとる。

・ベース73小節:もう少し声量出していい。

・2C‘:ソプラノが分かれるところはもう少しきれいに。

 

7)        ひまわりの約束

暗くならないように。        

・2Aベース:もっと出していい

・Inter2:切るまでしっかり伸ばす。