こんばんは。前におじいちゃんの思いでを書いたと思いますが、今日はおばあちゃんの思いでを書きます。
あれは今から30年前、聡ちゃんが中学二年の時の敬老の日。
いつもお世話になっているおばあちゃんにプレゼントを送ろうと母と相談した。そしたら母は、パジャマがいいと 言って、できたばかりの近くのスーパにパジャマを買いにいった。そしてその日、おばあちゃんにそのパジャマをあげたら、
「そーぼーありがとう。今までのがボロボロになってほしかったんだよ。本当に本当に嬉しいよ。ありがとう。」
実は、亡き父におばあちゃんがパジャマを欲しがっているという情報を聞いていたのです。
何日か後におばあちゃんの家に停まりに行ったとき、おばあちゃんが「そーぼーがくれたパジャマ、すごく着やすく、気に入っているんだよ。本当にありがとう。おばあちゃんからしたら今までにない最高のプレゼントだよ。」っていってくれて、思わず熱いものが込み上げてきて、じーんと来ました。
そのおばあちゃんは平成三年に亡くなった。その時におばあちゃんの棺にありがとうの言葉と、感謝の気持ちを言って、そのパジャマを入れて上げました。もうおばあちゃんの優しさと暖かい気持ちを思い出して、涙が止まらなかったですね。今でも敬老の日が来ると、思い出す、忘れられない出来事です。