激変するキャッシュレス業界構造
~消費税増税、ペイペイ騒動等、刻々と変化するビジネス環境の
光と影と対応策~
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[講 師]
山本国際コンサルタンツ代表/
明治学院大学法学部講師 山本 正行 氏
松尾 えみ
[日 時]
2019年3月29日(金) 午後2時~午後5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
[重点講義内容]
政府が昨年4月にまとめた「キャッシュレス・ビジョン」では、今後
2025年までに、キャッシュレス決済比率を現状の20%程度から
40%にまで広げる方針が述べられています。政府は、クレジット
カードや電子マネー、FinTechなどの利用環境を整備し、より
便利なキャッシュレス社会を構築していく考えです。
その一環として来年1月から9か月間カード決済時ポイント還元、
加盟店手数料の上限値設定など、さまざまな施策が始まります。
しかし、実現に向けて従来のクレジットカード決済の更なるコストの
削減、加盟店による積極的なカード決済の受け入れの推進、
FinTechへの積極的な取り組み、QRコード決済などの簡易な
システムの導入、ビックデータ活用などの必要性が指摘されています。
産学官からなる「キャッシュレス推進協議会」ではQRコードの
標準化をはじめ、様々な施策が論じられています。
また、キャッシュレス・ビジョンに並行し、銀行法、資金決済法、
割賦販売法も改正され、今後はFinTechを軸とする制度の
大きな見直しも検討されています。
本講演では、このような各種施策が事業者にもたらす影響、事業者が
認識すべき事柄、また、日本のキャッシュレスビジネスの今後に
ついてなど、幅広い内容について解説する予定です。
[講義に含まれる主なキーワード(順不同)]
キャッシュレス・ビジョン、増税時ポイント還元、FinTech、
銀行法、割賦販売法、資金決済法、クレジットカード、デビット
カード、プリペイドカード、アクワイアラー、決済代行会社(PSP)、
資金決済等代行業者、後払い決済、仮想通貨、仮想通貨交換業、
ブロックチェーン、Alipay、WeChat Pay、VIsa、
MasterCard、中国銀聯、LINE Pay、ペイペイ、
ペイパル、バーコード/QRコード決済
1.キャッシュレス最新動向
(1)キャッシュレスサービスの世界的な傾向
(2)重要なキーワード:クラウド、FinTech、
ブロックチェーン、API、ロボット、AIなど
(3)中国のキャッシュレス事情
(Alipay、WeChat Pay普及の実際)
(4)その他、国際ブランド、SEPAなど
2.キャッシュレス・ビジョン
(1)キャッシュレス・ビジョンの概要
(2)2025年にキャッシュレス比率40%の実現に向けた施策案と課題
3.国内情勢と今後
(1)法改正の状況とその影響(銀行法、割賦販売法、資金決済法)
(2)「消費税増税時ポイント還元」、「加盟店手数料上限設定」、
その他施策の内容と評価
(3)新しいサービス事例:QRコード決済など
ペイペイ、LINE Pay、AliPay、WeChat Pay、
Origami、Kyash、バンドル、楽天Pay等
(5)新しい決済サービスとその課題:後払い決済、仮想通貨など
(6)日本のキャッシュレス決済業界の課題整理と今後の方向性
4.質疑応答/名刺交換
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[PROFILE 山本 正行(やまもと まさゆき)氏]
インテル、マスターカード・インターナショナル、
ビザ・インターナショナル・アジアパシフィックリミテッドを経て、
2005年 山本コマースITオフィス開業。
2009年 山本国際コンサルタンツ設立。決済サービスの専門家で、
企業の決済関連事業のアドバイザリーなどを務める。行政の役も多く、
国民生活センターなどと連携し、電子決済が絡む消費者問題の解決も支援。
「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経営学部講師、
明治学院大学法学部講師、
一般社団法人電波産業会 高度無線通信研究委員会特別委員などを務める。
著書「カード決済業務の全て」(きんざい)など