国立病院機構における医療ICT化の取り組みと 大規模データベースの構築 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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国立病院機構における医療ICT化の取り組みと
                        大規模データベースの構築
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_16273.html

[講 師]
独立行政法人国立病院機構 
IT推進部 副部長 渡辺 宏樹 氏

総合研究センター 診療情報分析部 副部長
IT推進部 医療情報データベース企画室長 堀口 裕正 氏

[日 時]
2016年8月3日(水) 午後2時~5時

[会 場]
TKP新橋カンファレンスセンター 
東京都港区西新橋1-15-1 大手町建物田村町ビル

[重点講義内容]
<1>143病院を擁する国立病院機構における
   医療ICT化の取り組み
渡辺 宏樹 氏 

2004年に発足した独立行政法人国立病院機構(NHO)は、
現在143病院の運営をしている。多様な診療領域や政策医療を
手がける一方で、その運営する規模も大中小さまざまである。
2014年には機構本部に従来の「IT推進室」を拡充し機能強化
を目的で「IT推進部」が設置された。またこの2014年の政府
「日本再興戦略」を受け、「国立病院機構診療情報集積基盤
(NHO Clinical Data Archives、NCDA)」
を構築した。2016年3月末時点で同機構内41病院の大規模
データベースをつくりあげた。

1.国立病院機構ICT化の系譜
2.電子カルテ導入の現況
3.本部IT推進部の役割強化
4.政策動向と国立病院機構の担える役割
5.改正サーバーセキュリティ基本法改正と
  情報セキュリティへの更なる取り組み
6.質疑応答

Ⅱ.SS-MIX2データを収集する
  大規模データベース開発・運用の現在と展望
堀口 裕正 氏 

機構本部総合研究センターの診療情報分析部では、従来から
臨床評価指標の作成・分析を通じて、またレセプト・DPCデータ
を収集・分析し、各病院の診療希望分析レポートを毎年提供し、
機構内各病院の医療の質の改善に取り組んできた。
こうした背景の上で今回、SS-MIX2データを収集活用し、
標準的なSS-MIX2モジュールの全国の普及促進を目指して
NCDAを構築し、運用を開始した.この経験を踏まえて、
NCDA内で利用している各種の要素技術を紹介するとともに、
各病院の電子カルテにおいて各要素技術がどのように利用されており、
それにまつわる課題とその解決をどのようにしていったかについての
解説を行う。

1.NCDA構築にいたる本部診療情報分析部の取り組み
2.SS-MIX2データ作成側での標準コードマッピングの
  実際と結果表記揺れ対策
3.SS-MIX2トランザクションストレージの活用
4.受信データベース側でのエラーチェック手法の実際
5.全てのデータ格納のためのデータベース設計
6.大規模データベース運用・活用の留意点
7.質疑応答


[PROFILE 渡辺 宏樹(わたなべ ひろき)氏]
1997年 浜松医大卒。同大放射線科
2000年 同大医療情報部
2001年 東京大学医学部附属病院中央医療情報部助手
その後文部科学省高等教育局医学教育課専門官(併任)を経て、
同大病院企画情報運営部特任講師。
2013年 国立病院機構東京病院放射線科医長/IT推進部長
2014年より現職。


[PROFILE 堀口 裕正(ほりぐち ひろまさ)氏]
1996年 慶應義塾大学商学部卒
1998年 慶應義塾大学大学院 
      政策・メディア研究科修士課程修了
2003年 九州大学大学院医学系研究科 博士課程 
      環境社会医学専攻修了
      財団法人日本医療機能評価機構 
      東京大学大学院医学系研究科 医療経営政策学講座を経て
2013年 独立行政法人国立病院機構 本部 総合研究センター 
      診療情報分析部 主席研究員
2015年 独立行政法人国立病院機構 本部 IT推進部
      医療情報データベース企画室長(併任)(現職)
2016年 独立行政法人国立病院機構 本部 総合研究センター 
      診療情報分析部 副部長(現職)