病院理念達成型人事制度の構築とその運用
~職員との信頼関係の醸成と病院理念の達成を目指して~
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_12312.html
[講 師]
To Do ビズ 代表 篠塚 功 氏
[日 時]
2012年9月21日(金) 午後1時~5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
[重点講義内容]
厚生労働省の「平成21年度病院経営管理指標」によると、
病院の人件費比率は、比較的比率の低い一般病院ですら、
医療法人の病院で54.3%、自治体病院で63.7%という
数字が公表されています。また、今年度の診療報酬改定では、
前回に引き続き、勤務医負担軽減として、チーム医療の促進が挙げられ、
その施設基準の中には、チームを構成する医療専門職に所定の
研修修了等を求める傾向にあります。すなわち、病院は、労働集約型
産業であり、さらには、人材集約型産業と言っても過言ではありません。
このような産業であるからこそ、そこで働く人々の能力や意欲が
組織の発展に大きく影響することは間違いありません。
それにも関わらず、多くの病院において、明確な人事制度が
整備されておらず、処遇の仕組みが不透明で、職員に病院への
不信感を抱かせる要因にもなっています。
人材マネジメントの基本は、「個人への敬意と信頼」です。
人事考課や賃金決定の仕組みもなく、何となく職員の処遇が
決められている状況では、とても職員との信頼関係を築くことは
できません。まずは、職員にオープンにできる人事の仕組みが必要です。
また、職員全員の行動が、病院の理念や事業計画達成へと
向けられることによって、組織の一体感が強まり、
医業収支も改善されるものと考えます。
そこで、いくつかの事例などをお示ししながら、理念や事業計画達成を
目指した人事制度構築とその運用について解説致します。
1.病院経営の現状と人事制度構築
(1)病院経営の現状と課題
(2)平成24年度診療報酬改定と人材政策
(3)病院人事制度の全体像の考察
2.病院の等級基準と人事考課のあるべき姿
(1)病院に適した等級基準
(2)病院における複線型昇進制度の意義
(3)人事考課の要素(成績、業績、プロセス、情意、能力)
(4)人事考課制度としての目標管理
(5)昇格・昇進基準の明確化
3.病院の賃金制度のあるべき姿
(1)病院の賃金表で見られる課題
(2)賃金表の作り方(サラリースケールと賃金表の作成)
(3)病院における生活能力給(年齢給)のあり方
(4)賃金移行の具体的方法と注意すべきこと
(5)賞与支給のあるべき姿
4.医師に適した人事の仕組み
(1)医師にこそ人材ビジョン
(2)医師にはシンプルな役割等級制度
(3)医師の人事考課で大切なこと
(業績・理解・支援・プロセス・アセスメント)
(4)医師の賃金水準と最近の傾向
(5)医師の賃金制度(頑張っている先生に報いるには)
(6)医師の年俸制
(7)診療科別目標管理とマネジメント
5.質疑応答
[PROFILE 篠塚 功(しのつか いさお)氏]
1982年、医療法人財団河北総合病院入職、
財団本部人事課長・事務次長、総合病院本院・分院事務部長、
(財)日本医療機能評価機構事業部長(出向)等を経て、
2008年8月To Do ビズ設立。
病院や大規模クリニック等の人事制度構築、病院機能評価受審の
コンサルティング業務を行っている。
他に、産労総合研究所日本賃金研究センター主任研究員、
(株)エム・アイ・ファシリティズ顧問コンサルタント、
NPO法人メディカルコンソーシアム・ネットワークグループ理事
(人材マネジメント部会部会長)、
早稲田速記医療福祉専門学校・千葉中央看護専門学校で非常勤講師。