医療崩壊を食い止めよ!!
-病院の再編・統合がカギとなるか!?-
開催日時 2011年11月5日(土)午後1時~午後5時
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
(03)5532-8850
受講料 1名につき 31,500円(税込)
同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込)
詳しくは
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_11420.html
重点講義内容
<1>病院再生と地域医療
東日本税理士法人 代表社員・公認会計士・税理士
長 隆 (おさ たかし)氏
【13:00~13:55】
富山県氷見市民病院の経営悪化をうけ、市は「経営改革委員会」を設置した。委員会からの「指定管理者制度の導入」という改革案をもとに、病院再生が進み再生に成功している。委員会ではどのような経緯で、病院再生の切り札として「指定管理者制度導入」を選択し、提案することにしたのか、改革委員会に携わった立場から講演する。
1.病院再生とは
2.公立病院改革ガイドライン
3.氷見市民病院経営改革委員会設置の経緯
4.なぜ指定管理者制度を選定したか
5.民営化後の氷見市民病院
<2>多すぎる、日本の病院-医療再生の条件
横浜市立みなと赤十字病院 心臓血管外科部長
東京医科歯科大学医学部 臨床教授
田渕 典之 (たぶち のりゆき)氏
【14:00~14:55】
医療近代化過程の資源集中による質を維持とコスト削減が 欧州諸国の歴史にある。病院集約化と医療密度上昇、医療人材の重点配置である。総病床数規制中心の日本従来の地域医療計画では、多数分散した中小病院の弱体化が目立つ。疾病需要や専門医配置を考慮した医療計画の構築と、病院集約化が急務である。
1.地域医療の医療提供体制の現状分析
2.その欧米諸国との比較
3.その経時的変遷と医療需要との解離
4.その救急医療への影響
5.これからの地域医療計画に必要な要件
<3>再編統合による地域医療再生
-独立行政法人山形県酒田市病院機構 日本海総合病院の事例について
地方独立行政法人山形県酒田市病院機構 理事長
栗谷 義樹 (くりや よしき)氏
【15:05~16:00】
日本海総合病院は平成20年4月、県立日本海病院(528床)市立酒田病院(400床)を再編統合し、一般地方独立行政法人として発足した。医療資源集約化により赤字体質を一気に改善しえた。統合再編経緯と中期計画最終年度の状況について報告する。
1.再編統合の背景
2.経緯
3.患者動態
4.経営の推移
5.現状と今後の課題
<4>地域の医療ニーズに応えデータに基づく将来像を描く、その方法は如何に
株式会社リーズンホワイ 代表取締役
塩飽 哲生 (しわく てつお)氏
【16:05~17:00】
地域医療再生のためには、病院を再編・統合し、スーパー総合病院のようなものをつくることがひとつの解決策だと考えます。ただし、ただ統合するだけではうまくいきません。地域の医療ニーズが現在から将来にわたってどのように変化するのか、競合病院はどのような戦略の上に走っているのか、その上で自院の強み・弱みは何なのかを明確にし、客観的なデータに基づく経営戦略が不可欠だと考えます。
1.ここまでわかる!! 地域の医療ニーズ
2.ここまでわかる!! 競合病院の経営戦略
3.2025年、病院の将来像は如何にあるべきか
講師プロフィール
長 隆(おさ たかし)氏
1964年 早稲田大学卒業/2002年 東日本税理士法人代表社員就任 現在に至る。
総務省 公立病院改革懇談会 座長/総務省 地方公営企業経営アドバイザー/総務省 自治体病院経営改善研究会 座長/内閣府行政刷新会議分科会評価者/地方独立行政法人さんむ医療センター評価委員/上野原市立病院 専門委員/十和田市立中央病院 経営改革検討委員会 委員長/阪南市立病院 改革プラン評価委員会 委員長/東京都病院協会 顧問/日本赤十字社病院経営審議会 委員/社団法人全日本病院協会参与/東京女子医科大学 経営諮問委員会 委員/公立学校共済組合 病院運営検討会議 会長
他、多数の公職を歴任及び一部現任
田渕 典之(たぶち のりゆき)氏
1983年 東京医科歯科大学医学部卒業
1995年 アムステルダム大学医学部博士号取得
2009年 東京大学医療政策人材養成講座5期修了
1985年 東京医科歯科大学 胸部外科 医員
1989年 オランダ、グローニゲン大学 心臓外科 研究員
1991年 アムステルダム心臓センター 心臓外科 レジデント
1997年 亀田総合病院 心臓血管外科 部長代理
2000年 東京医科歯科大学 心肺機能外科 講師
2005年 現職(2005年~2008年 院長補佐兼任)
栗谷 義樹(くりや よしき)氏
1972年 東北大学医学部卒
1974年 東北大学第二外科
1999年 酒田市立酒田病院長
2008年 地方独立行政法人山形県酒田市病院機構理事長
塩飽 哲生(しわく てつお)氏
東京大学工学系研究科において質と安全を確保するための病院のマネジメントシステムに関する研究に従事する。その後コンサルタント会社、病院の事務次長を経て、
株式会社リーズンホワイ(http://reasonwhy.jp/
)を立ち上げる。(立命館大学非常勤講師)