父を無事に見送ることができました | 心理カウンセリングとタロットで本来の自分にOKを出す!≪京都/オンライン≫大橋知華子

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しばらく更新していませんでしたが

先日21日に父が亡くなりました。



ちょうど一週間が経とうとしていますが

無事に父を見送り、

少しずつ普段の日常に戻りつつあります。



この一週間の間、

いろんな手続きやらで

やることがたくさんあって

バタバタしていたのですが

でも時間の流れはとてもゆっくりと

していました。



こんなにも一週間が長く感じるなんて、

まして師走なのに、ホント不思議です。



昨日は一息つきたくて近くのカフェに行って

ゆっくりまったりの時間を過ごしてきました。







父は8月に腹部の大動脈瘤が破裂して

救急車で運ばれ、そのまま緊急手術となり、

この時はなんとか一命を取り留めることが

できました。



90歳の誕生日、卒寿を迎えた5日後。



それからまた一週間後に今度は

術後の後遺症で腸の穿孔が起き、

再び全身麻酔の手術。



高齢で2度の全身麻酔。



お医者さま曰く、

大動脈瘤は破裂したら即死、

また術中に亡くなることも多く、

たとえ助かっても後遺症や

その後も急変することが多いため

いつ何があるかわからないと

この時説明を受けました。



だけど父は2度の手術も乗り越え

とても頑張ってくれて、

お医者さまもすごい生命力だと

びっくりされていました。



本来なら大動脈瘤が破裂した時に

逝っていてもおかしくなかった父。



だけど私が目を見開いたまま

意識を失った父に、



「お父さん、まだ行ったらあかん!」



と、バンバン父の身体を叩いて

呼んだのです。



さすがにこの時、

もうダメかと思いましたが

それでも「お父さん」と呼び続けたら、

そうしたら父の意識が戻ったのです。



きっとこの時、

三途の川を渡りかけてたと思う。



でもこの時は渡らずに、

こちらに戻ってきてくれましたw



というのも、実はこの時初めて

「お父さん」と呼んだからかも。



父も、

「え!?お父さん?」

「そんなん初めて聞いたわ」

と驚いて引き返してきたのだと

思います(笑)



私は普段父のことを呼ぶときは

「ちょっと」とか「なーなー」とか、

そんな感じで父を呼ぶことが多く

(本当は照れてお父さんと言えない)

でもこの時は咄嗟に「お父さん」と

呼んで自分でもびっくりしました。


変な子どもと父親でしたから




父は2度の手術を乗り越えはしましたが

後遺症で嚥下機能障害が出てしまい、

何も食べれない状態になって、

それでも食べたい気持が大きかったので

リハビリにも励んでくれて、

だいぶ食べれるようにもなったのです。



このまま快方に向かっていくものと

思っていましたが入院生活が続く中、

今月に入ってだんだん認知、意識の

低下が表れ、会いに行っても

私や姉のこともあまり認識できなくて

ほぼ眠っている状態でした。



家に帰りたい、

帰って美味しいものが食べたい、

そう言っていた父でしたが、

ちょうど一週間前、

21日に日付が変わる前に姉から

今病院から父の呼吸が止まっているから

すぐに来てほしいという連絡がありました。



急いで病院に駆けつけて

父に会いに行きましたが

今回は本当に逝ってしまいました。







90歳なので大往生なのかもしれませんが

でも自分の親は別。



私は父と二人暮らしだったので、

それも50年間も一緒にいましたから

なんかまだ実感が湧かないというか

この家に私一人という気が全然しないのです。



もちろんまだ一週間しか経っていないので

それはそうなんでしょうが、

今でも父が下から私を呼ぶ声が

してきそうです。


父の部屋が一階で私の部屋が二階なので



だけど父はもういないし、

その現実を今は受け入れるしかなくて、

あー、でもやっぱり寂しいな。




長年父とは関係が悪かったので、

きっとこの関係は改善されないままだろうと

思っていましたが、だけどここ2年ほどは

とても良い関係を築くことができました。



なのでよく私が仕事が休みのときは、

2人で父行きつけの喫茶店でモーニングに

行くことも多くて。




これが父との最後のモーニング



モーニングに行ったときは、

X(Twitter)でツイートしたりして、

私はこの時間がとても好きでした。



なんてことのない日常が本当に幸せだし、

奇跡なんだと、それを教えてもらえた

この2年の時間と父に感謝です。



だから父が亡くなって思ったのは、

「間に合ってよかった」と。



このまま父とのわだかまりが

解消されないまま父とは

別れたくなかったので、

最後ギリギリに間に合って

本当によかったと思いました。



そういえば2年ほど前に

こんなことも記事に書いていたなぁ。






もう一緒に過ごすことはないけど、

でもこの2年間は私にとって父との

かけがえのない時間になりました。



しばらくは父がいなくなった

寂しさと悲しみを感じるしかないですが、

感情を抑えずに、抵抗せずに

そのまま感じようと思います。



まだまだ書きたいことは

たくさんあるのですが

ひとまず今日はここまで。



そしてブログの更新も

再開していきますので

どうぞよろしくお願いします(^_−)−☆