No.5 企画編
コンセプトを考える①── アイデアを予算抜きで膨らませる
📋 この記事でわかること
- コンセプト設計の入口──ターゲットの生活を想像することから始める
- ひとつの要素(自転車)からアイデアが次々と広がる思考法
- 最初は予算を気にせずアイデアを出し切ることが大切な理由
ターゲットが決まったら、次はコンセプトです。コンセプトとは、「ターゲットがこのシェアハウスでどのような暮らしをするのか」を想像して考えるものです。
生活のシーンを具体的に描く
例えば、この物件は駅から徒歩15分ですが、道は平坦です。駅前には公共の駐輪場もある。だったら自転車で駅に通いたいですよね。
じゃあ、シェア自転車を何台か用意してみる? その自転車はママチャリでいいのか? 少し頑張っておしゃれな自転車にすれば見栄えがいいんじゃない?──こんな具合に、自転車一つでアイデアがどんどん膨らんでいきます。
最初の段階では、予算関係なく膨らませるだけ膨らませましょう。
予算の制約を先に持ち込むと、アイデアが窮屈になります。まずは自由に出しきって、後から現実的な優先順位をつけていくのがうまいやり方です。
💡 善行正のワンポイントアドバイス
コンセプトは「入居者が住んでいる場面」を映画のシーンのように具体的に思い浮かべると出てきます。「朝、リビングでコーヒーを飲みながら話す」「週末に自転車で多摩川へ行く」──そういったシーンの積み重ねがコンセプトになります。空き家の立地や間取りを活かしたストーリーを描いてみてください。