No.4 企画編
ターゲットの想定 ── 「誰に住んでもらうか」が全ての出発点
📋 この記事でわかること
- シェアハウス企画の3ステップ(ターゲット→コンセプト→デザイン)
- なぜターゲットを絞ると運営がうまくいくのか
- 実例「シェアコム元住吉スポルト」のターゲット設定
見積もりが始まり、いよいよビジネスモード全開です。今回からは企画編です。企画の大まかな流れは次のとおりです。
- ターゲットの想定(どんな人が住むのか?)
- コンセプトの決定(ターゲットに好まれるもの)
- コンセプトに沿った内装デザイン・家具の選定
まず「街を観察する」ことから始める
企画するには、ターゲットを想定する必要があります。物件見学のとき、駅や商店街でどんな人が住んでいるのかを観察しましょう。シェアハウスは単身者がターゲットですが、学生か社会人かだけでもコンセプトは大きく変わります。取りたい賃料からも変わってきます。
今回の元住吉は、賃貸マーケットも成熟しており単身者がとても多い街です。駅前には人通りの多い商店街があり、買い物にも大変便利。人口も増加傾向で、単身世帯も増えています。現地近くにコンビニもあり、単身者の希望するものが揃っています。
ターゲットを絞るとブレがなくなる
普通のワンルームマンションなら、賃料さえ合えば入居者はきます。でも、シェアハウスはもっと掘り下げましょう。入居者の属性によって、家賃帯・入居者の入れ替わり頻度・運営の良し悪しが変わってきます。6戸程度の小規模物件だからこそ、ターゲットをさらに絞ることが大事です。
「シェアコム元住吉スポルト」のターゲットは、20代後半〜30代前半の社会人です。
シェアハウスの特性から、4人くらいは女性になると思います。これは経験によるものであり、実際に住む人は違うかもしれません。ターゲットが絞れると、次のコンセプトを決める際に非常に楽になり、判断がブレません。
💡 善行正のワンポイントアドバイス
ターゲット設定は、空き家の「立地」と切り離せません。駅からの距離・周辺の生活利便性・街の雰囲気から「どんな人が住みやすいか」が自然に決まります。自分の好みではなく、街が求める人物像を起点に考えることが成功の近道です。