【新たな住生活基本計画のポイント②】 | 【シェアハウス物件経営で家賃収入3倍!】シェアハウスの作り方 シェアハウス経営コンサルタントのブログ

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【新たな住生活基本計画のポイント②】


シェアハウス経営コンサルタントの善行 正です。
前回に引き続き、新たな住生活基本計画のポイント
についてお伝えしよう。
 
 
▼新たな住生活基本計画のポイント②

既存住宅の流通と空き家の利活用を促進し、
住宅ストック活用型市場への転換を加速。
 
 
・既存住宅の質の向上と併せ、「住みたい」「買いたい」と思う魅力の向上を図る。

→消費者の新築至上主義を覆すような、既存住宅(中古)を流通させることに
 注力することは、既存住宅の流通促進には欠かせないのである。

 
・ 既存住宅が流通し、資産として次の世代に承継されていく新たな流れを創出。
  
→相続された不動産が負債ではなく、資産であれば空き家の放置も
減少するであろう。
 
 
・老朽化・空き家化が進むマンションの建替え・改修等を促進。
(マンションの建替え等の件 数(S50年からの累計)を
約500件に –約2万戸の建替え等– )

→戸建の空き家以上に深刻なのは老朽化しているが、修繕の話も
建て替えの話もまとまらないマンションである。
 
 
この問題は、マンション管理組合の意思疎通やコミュニティの問題でもある。
管理組合員(区分所有者)の」多様化によりお金がかかる修繕や建て替えに
ついての話は、それぞれの思惑があり話が進みにくい。
  
 
これらのマンションでは、第3者の支援が受けられるような仕組みが
必要だと思うのである。
  
  
・空き家の増加を約100万戸抑制。
既存住宅の流通促進等により空き家の増加を抑制。  

→空き家問題である。
セカンドハウスなどを住宅ローンの金利で購入できるような
融資制度を創設すれば、購入する人もいると思うのである。

 
▼プレミアム既存住宅(仮称)を創設

・良質で魅力的なものにす る、資産として価値のある住宅にする

・消費者に効果的に訴求で きるPR方法にする

・住宅瑕疵保険等を活用して品質を確保する

などのある一定の条件を満たしているものを
「プレミアム既存住宅(仮称)」として
税金などで優遇が受けられるようにしていく方向性が
決まっている。
 
 
活用できる既存住宅は、大事に丁寧に有効活用していくとともに
新築住宅は木造であったも、100年以上は持つような
品質のいいものを建築するようにしていただきたい。 
 
  
今の空き家問題は、安普請の家ばかりを作り続けてきた結果が
20年程度でも建物がボロくなってくるという悪循環を生み
住めなくなって、空き家の放置につながっている。
 
 
何も考えずに来た業界は、自らの首を絞めなくてもいいように
自助努力で、今までのようなことを繰り返さないように
していただきたいのである。
 
 
もちろん、いいものを作るためには建築費は高額になるが
そういうものの価値と魅力を消費者へお伝えして、
長い間受け継がれる資産を築くことをご理解いただくことも
業界関係者の責任だと思うのだ。