和んでもらえれば。。 |     旅する絵本   

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  ~絵本作家・きたじまごうきの活動ブログ~  

先週末も、前の週に続き、絵本の読み聞かせをしに、都内の図書館へ行ってきました。
ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。

12/19(土)  江東区東雲図書館

12/20(日)  江東区東陽図書館

写真に写っているのは絵本作家でパフォーマーの高橋徹さん♪
徹さんと私が、それぞれに読み聞かせやパフォーマンスを行なう『絵本ライブ』を、江東区の2つの図書館で行ないました。

参加人数を抑え、席の間隔をあけ、さらに入口で検温も行ない、お客さんはマスク、私たちはフェイスガードやマウスガードをつけて、感染対策を施しての開催。

こんな時なので、来て下さった方には、とにかく和んでもらればなぁと。今の日々の中、自然とついてしまう心のこわばりが、ほんの少しでもほぐれればなぁなんて。。そんな風に思いながらやっておりました。

まぁ、私なんかができることなんて、本当~にちっぽけなんですけど(笑)、でもこういう催し自体が、あって当たり前ではない今は、こういう場自体が和みになるようにも思えました。

いいのか、悪いのか、わかりませんが、いつもより力を抜いて、いらっしゃる皆さんに気軽に話しかけるようにやっていたら、自然と読み聞かせも丁寧になっていました。

実はこういう場で、私も社会との繋がりを確認して、自分の綻びを直せたような気もします。
絵本を作るのが仕事なんだから、別に人前にしゃしゃり出る必要はないのかもしれないし、出ていかないなら出ていかないで、家にこもって作業を続ける日々も、決して嫌ではないんですけど、でも時々、自分は社会のどこにも居場所がないんじゃないかと。。まぁ、気の迷いではあるんですが(笑)、人とふれあわないことで、気持ちがふさいでいくこともあったりで(特にコロナ禍では尚更♪)、実際にこうした催しで人のなかに入っていくことで、僕も何かを取り戻せているような気がします。

ご参加くださった皆さま
企画くださった図書館の皆さま
ありがとうございました。