こんにちは✨


先週末、上映初日&初回に映画『平場の月』を観てきました。





観てすぐにブログに残したかったのに、余韻が長くてぼんやりと考えていたら日にちが経っていました。


私、恋愛映画はあんまり観ない方なんですけど、過去好きな恋愛映画何かなーと振り返ると、


「ラブレター」

「恋人たちの予感」

「恋する惑星」

「エターナルサンシャイン」

「ショコラ」

「ジョゼと虎と魚たち」

「恋愛適齢期」

「ホリディ」

「恋愛小説家」

「マディソン郡の橋」

あと「風立ちぬ」(メロドラマとして何度観ても泣く)


って感じなので、生活の中でふとした瞬間に落ちる恋とか、距離が縮まるシーンとか、うまく言えない気持ちがすれ違っていくような物語に惹かれるタイプなのかな、と思います。


『平場の月』は、切なかった…。2人のやりとりの丁寧な描かれ方が中年の心にはときめきまくりだよ…。2回目行こうか考え中です。


以下、ネタバレでの感想なので、鑑賞予定の方はご注意ください🙇‍♀️









​井川遥にアパートは似合わないと思ったけど


予告編を観た時は、「やっぱり井川遥にアパート似合わん」と思ったんですけどね、



それがね、納得するんです。

メイクの力?すごい。


最初に青砥(堺雅人)と再会するシーンでは井川遥は疲れてるんだけど、青砥との恋で段々綺麗に艶っぽくなっていく。


予告編でアパートから月を眺めている須藤(井川遥)は、青砥(堺雅人)とそうなった後なので、綺麗でアパートが似合わなくても違和感なく観られるんです。(レビューとか観てないから私の個人的な思い込みかもですが) 


ただそこは井川遥。服がオシャレ&アパートもやさぐれてない。ので本人が言うような“パートで「食うや食わず」”の状態には見えない。でもそれでも全然いい!そこはファンタジー要素ですから。



印象に残ったシーンいくつか


須藤(井川遥)→複雑な家庭で育ち、良い企業に就職するも略奪婚で退社。旦那と死別後は若い男にハマり大金を貢ぎ、借金がかさんだので、夫と暮らした家を売って、地元に帰ってきた。病院の売店でパート中に青砥と再会。


青砥(堺雅人)→離婚して親の介護で地元に戻ってきた。施設に入所している母の面倒を見ながら、地元の印刷会社で働いている。須藤は初恋の人。


という2人の恋なのですけど、


•青砥に会う時に須藤がワンピースを着てくる時があるんですが、青砥が「お」って嬉しそうな顔するんですよっ。きゃー。恋ってこうだよね?ってトキメく私w


後日、須藤の家でそういうことをするシーンの前にもそのワンピースがかかってて、青砥がそのワンピースのこと覚えてる描写があるんですけど、ここもトキメキメーターが上昇しましてw


で、キスシーンでめちゃ照れました。家だったら「り、りある…」と声出てた、きっと。洋画より邦画のそういうシーンの方がめちゃくちゃドキドキする私。家で「ジョゼと虎と魚たち」観た時はほんと声出たから(笑)


で、一晩明けた後の早朝に、アパートから出る青砥(堺雅人)を須藤(井川遥)が窓から見送るシーンがあるんですけど、そこがいいのですよ…。



もちろん、映画では「くっついた!ハッピーエンド」となることもなく、いろいろあって須藤から別れを切り出すシーンがあるんですけど、その後に一人でアパートでお皿を洗うシーン。ここが良かった…。


細部のシーンが繊細で美しい映画だと思うので、こういうところにときめく人にはおすすめの映画だと思います。



そんな人…いるの??(愛)


ストーリーの途中で須藤が大腸がんの影響で、人口肛門になるんですけど、人工肛門をつけた後に、ベッドで青砥とそういうシーンになる時に、オナラのような音が出るんです。


で、須藤が「これ、自分ではどうしようもなくて」と悲しそうに照れるんですけど、青砥は大丈夫だよ、って感じで、キスをしていくのですが、


そんな丸ごと受け止めてくれる人いる??

いるの??

本当にいるの?


ってなりました…


愛の深さよ…。

 


青砥は母親の介護をしてきた、という伏線はあるので、違和感ないシーンではあるんですけどね。


若くして人工肛門だと、そういう行為の時に色々と気遣うことが出てくるなんて、知らなかった。


中年の恋に出口はないのか


映画のエンディングが星野源の“いきどまり”

だったわけですけど、


この曲だと、じゃあなに?須藤は青砥に自分を忘れられない呪いをかけたってことになるの??


“間違いだらけの優しさ”って何なの?


と微妙な気持ちに。


何度この曲を聴いても真意が読めず…。


確かに青砥は次に恋愛として大切な人に出会えるのって難しそう。だって初恋の人と生きていくつもりだったんだから。


もう、生きてる青砥、幸せになってくれよ…

傷だらけの中年の恋に出口をおくれよ‥

須藤だって最後の闘病生活を青砥と過ごしてあげても良かったじゃないの。

自分が嫌いでもいいじゃないのかよ…。


と悶々としてしまいました。


ストーリーに入り込みすぎてる私(笑)


中年以降の恋って明るい未来を前提ではないものね。でも「今ここ」に集中できる良さもある気がするけど、生活のしがらみが多いと難しいよなぁ…。


ラストは…​


ラストシーンで、青砥が泣くんですけど、なぜか堺雅人の別の役柄にダブってしまい、ここは少し感情が迷子になりました。(苦笑)


このラストは原作でそうなのかな?

わかんないけど。





原作買っちゃった


というわけで、『国宝』に続き、原作買っちゃいました。


ダブルカバーだった。


どんな恋物語なのか楽しみ。

「合わせる顔がないんだよ。」の真意を読めたらなっておもいます。



これも観たいな、と思ったけど、予告編だけで、「アカン恥ずかしくて映画館一人で行けない…」ってなった私(苦笑)R18指定。




momoko

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